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J-GLOBAL ID：201902238638443281   整理番号：19A1963412

ヒト,APEおよびマカク脳の間のブローカ領域の細胞構造における差異【JST・京大機械翻訳】

Differences in cytoarchitecture of Broca’s region between human, ape and macaque brains

著者 (5件)： Palomero-Gallagher Nicola (Institute of Neuroscience and Medicine INM-1, Research Centre Juelich, Juelich, Germany) ,  Palomero-Gallagher Nicola (Department of Psychiatry, Psychotherapy and Psychosomatics, Medical Faculty, RWTH Aachen University, Aachen, Germany) ,  Zilles Karl (Institute of Neuroscience and Medicine INM-1, Research Centre Juelich, Juelich, Germany) ,  Zilles Karl (Department of Psychiatry, Psychotherapy and Psychosomatics, Medical Faculty, RWTH Aachen University, Aachen, Germany) ,  Zilles Karl (JARA - Translational Brain Medicine, Aachen, Germany)
資料名： Cortex  (Cortex)
巻： 118  ページ： 132-153  発行年： 2019年 
JST資料番号： W3168A  ISSN： 0010-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトBroca領域の同族体として非ヒト霊長類においてAreas44と45が同定されている。後部前頭葉における大および小錐体の分布および腹側側方局在化は,非ヒト霊長類におけるそれらの同定を可能にする。ヒトのみが言語の能力を保持しているので,微細構造の違いが他の解剖学的因子と共に,例えば白質管連結性,皮質領域の容積及びそれらの分子分化が言語の欠如(非ヒト霊長類)又は能力(ヒト)の原因であると仮定されている。著者らは,層特異的グレーレベル指標(神経細胞と細胞体の容積比率)を用いて,領域44と45の細胞構造を定量的に研究することにより,微細構造の違いを同定することを目的とした。ヒト,骨芽,チンパンジー,ゴリラ,orタン,およびMacaca fascicularisの脳を染色した。主な結果は,異なる種を3つの主要なグループに分類することを可能にする,両地域の全層における細胞体に対する種間差異である:HOMO sapiensは最も大きく,著しく低く,最も低いニューロピル量を示す。このことは,ヒト脳における局所的および領域間連結性に対するより多くの空間を示している。それは,結合性の増加により神経細胞における軸索および樹状突起に対するより多くの空間を必要とするため,線維路の最近の研究および皮質ミニカラムの間隔を一致させる。従って,ニューロピルの進化的拡大は,基礎となる機能的差異に対応する可能性があるヒトと非ヒト霊長類の間の主要な構造的差異である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 種差 ,  霊長類 ,  皮質 ,  チンパンジー ,  分化 ,  言語 ,  軸索 ,  微細構造 ,  *ヒト ,  前頭葉 ,  カニクイザル ,  *細胞構成体 ,  ゴリラ
準シソーラス用語： 神経絨 ,  局在化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ブロカの地域 ,  細胞構造 ,  進化 ,  Neuropil ,  霊長類種

分類 (1件)： 神経系の疾患  (GN03000O)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒト ,  マカク ,  脳 ,  ブローカ領域 ,  細胞構造 ,  差異