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J-GLOBAL ID:201902238786222212   整理番号:19A1835520

50Kのヒステリシスを持つ急激なスピン遷移を示す電気活性TCNQとMnIIIカチオン錯体を組み合わせた最初の導電性スピンクロスオーバ化合物【JST・京大機械翻訳】

The First Conducting Spin-Crossover Compound Combining a MnIII Cation Complex with Electroactive TCNQ Demonstrating an Abrupt Spin Transition with a Hysteresis of 50 K
著者 (17件):
資料名:
巻: 25  号: 43  ページ: 10204-10213  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,アセトニトリル溶媒分子に沿って異なる導電性および磁気ブロックを含む5-Cl-sal-N-1,5,8,12=N,N′-ビス(3-(2-オキシ-5-クロロベンジリデンアミノ)プロピル)-エチレンジアミンを含むスピンクロスオーバー塩[Mn(5-Cl-sal-N-1,5,8,12)]TCNQ_1.5の2CH_3CN(I)の合成,結晶構造および電気的および磁気的性質を示した。Schiff塩基配位子[Mn(5-Cl-sal-N-1,5,8,12)]+を有するMn~III錯体は磁気単位として作用し,π電子受容体7,7,8,8-テトラシアノキノジメタン(TCNQ)は導電性単位である。標題化合物(I)は,室温伝導率σ_RT≒1×10~-4オーム-1cm-1,活性化エネルギーΔ≒0.20eVの半導体挙動を示した。温度範囲73~123Kにおいて,それはMn~IIIの低スピンS=1と高スピンS=2状態の間のクロスオーバとMnN_4O_2八面体内の結合長の変化を伴うヒステリシス相転移を経験する。スピン交差におけるIにおける基底Mn-N結合の顕著な収縮は,d[数式:原文を参照]軌道がこの転移において占有/脱占有されることを示唆している。興味あることに,標題化合物のブロモ同形対応物[Mn(5-Br-sal-N-1,5,8,12)]TCNQ_1.5-2CH_3CN(II)はスピンクロスオーバ現象を示さず,2~300Kの温度範囲で高スピン状態に留まった。クロロおよびブロモ化合物の比較により,結合長の全体的な変化に対する熱およびスピン交差の寄与を区別することができた。これら二つの塩の磁気的挙動の違いはスピン転移に及ぼす分子間超分子効果に起因した。両化合物中のカチオンとカチオンとアニオン間に離散水素結合が存在した。しかし,IIの結晶における水素結合はIよりはるかに強い。[Mn(5-Br-sal-N-1,5,8,12)]+カチオンの比較的密な充填配置は,おそらくそれらのスピン変換を排除する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第6族,第7族元素の錯体  ,  有機化合物の磁性 

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