抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:Lenke5型青少年特発性脊柱側弯症(AIS)患者の頚椎矢状位曲度(CSA)が後路矯正術後の変化の特徴を分析する。【方法】2011年7月2017年7月に,Lenke5型AIS患者43名の臨床データを遡及的に分析した。術前,術後及び最終追跡調査時のX線写真で頚椎前彎角(CL),胸椎後弯角(TK),胸腰段後弯角(TLK),腰椎前凸角(LL),融合分節内腰椎前凸角(LIF),C7矢状位垂直距離(SVA)を測定した。同時に、患者の基本資料を統計し、性別、年齢、Risser徴候、フォローアップ時間、融合分節椎体数(NVF)及び術前胸腰段/腰曲(TL/LCurve、TL/LC)を含む。患者の術前CSAにより、頚椎前凸群(L群、術前CL<0°)、頚椎後弯群(K群、術前CL≧0°)に分け、患者の最終追跡調査時のCSAは術前の変化より頚椎前凸増加群(I群)と頚椎前凸減少群(D群)に分けた。t検定を用い、L群とK群、I群とD群の対応パラメータの差異性を分析し、LSD-t検定を用いて各群内の術前、術後、最終追跡調査時のパラメータの差異を分析した。Pearson相関検定を用いて、CLとI群とD群の各パラメータとの相関性を分析した。検査水準は両側α=0.05であった。結果:43例の患者中男10例、女33例;年齢15.90±4.98歳、追跡期間22.84±14.10ケ月。L群15例,K群17例,I群26例,D群17例。L群とK群、I群とD群の基本資料に有意差はなかった。すべての患者の最後の追跡調査では,TKは術前に比して有意に高かった(P=-0.000)が,術後TLKは術前と有意差があり(P=0.000),CLは術前,術後および最終追跡調査の間に統計学的な差がなかった。L群とK群の術前CL(P=0.000)、LIF(P=0.029)、SVA(P=0.003)は統計学的有意差があった(P<0.05)。K群の最後の追跡調査時のCLは術前より改善し(P=0.025)、TKは術前より増加し(P=0.000)、術後のTLKは術前より減少し(P=0.002)、最終追跡調査(P=0.002)まで維持した。I群とD群の術前LL(P=0.043)、CL(P=0.009)に有意差があった(P<0.05)。I群の最後の追跡調査時のCLは術前より改善し(P=0.008)、TKは術前(P=0.000)及び術後(P=0.001)より増加し、術後TLKは術前より減少し(P=0.005)、最終追跡調査時(P=0.006)に維持した。D群の術後LLは術前より増加(P=0.011)し、最終追跡調査(P=0.001)まで維持した。I群の術前CLはTK、SVAと相関性があり、D群のCL術前とLL、SVA、術後とTLK、SVA、最終フォローアップ時にTLKと相関性がある。結論:術前頚椎後弯症患者は頚椎前凸の患者より術後CSAの改善がもっと明らかであり、フォローアップ中のTK増加、術後TLK改善はCSAの改善に役立ち、術後にLLの増加のみによるTK、TLKの変化がないとCSAの改善を起こさないかもしれない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】