文献

J-GLOBAL ID：201902239021085290   整理番号：19A0406246

凸曲線出口の両側に取り付けられた二つの半円板を用いた内部半円筒上の衝突噴流熱伝達の増強【JST・京大機械翻訳】

Enhancement of impinging jet heat transfer on inner half-cylinder using two semicircular plates mounted near both sides of the convex curved exit

著者 (5件)： Haneda Yoshiaki (National Institute of Technology, Nagano College, Department of Mechanical Engineering, Japan) ,  Takeuchi Yuuta (Daihatsu Motor Co., Ltd., Japan) ,  Teramoto Hiroshi (Kanazawa University, Graduate School of Natural Science and Technology, Japan) ,  Iio Shouichiro (Shinshu University, Department of Mechanical Systems Engineering, Japan) ,  Watanabe Masatoshi (National Institute of Technology, Nagano College, Department of Mechanical Engineering, Japan)
資料名： International Journal of Thermal Sciences  (International Journal of Thermal Sciences)
巻： 138  ページ： 174-189  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0246B  ISSN： 1290-0729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アスペクト比16,12,9.6および高さh9,12,および15mmに対して,凸曲面上に開口した3種類の噴流出口から放出された自由噴流の流れ場特性を調べた。さらに,衝突噴流の熱伝達特性,半円筒内のせん断応力,および衝突噴流領域近傍の流れ場を,各噴流が半円筒の内部に垂直に衝突する場合の流れの可視化を通して調べた。高さhに対する噴流出口とその内部の衝突距離比H/hは,4,3,および2.4であった。そして,Wの値で間隔をあけた2つの半円板を出口の両側に平行に設置した。噴流出口と高さhにおける平均バルク速度に基づく噴流のReynolds数は,流れの可視化が煙を用いて行われた場合を除いて約11,700であり,Reynolds数は約5800であった。自由噴流の流れ場特性は二次元噴流のそれと類似していた。半円筒と2つの半円板の内部で囲まれた領域の流れ場は,空間,すなわちW/Hを変化させることによって3つの流れパターンに分類できる。これにより,2つの半円板を用いた流れ場を制御することにより,熱伝達係数の増加率は,噴流運転電力のそれより20%大きくなることを明らかにした。この場合,衝突噴流は噴流の中心で表面を振動させた。また,半円板を取り付けると局所熱伝達率が変化する場合でも,半円筒内部の時間平均せん断応力は衝突噴流領域内で変化しないことが明らかになった。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 開口 ,  二次元 ,  *熱伝達 ,  *衝突噴流 ,  剪断応力 ,  流れ分布 ,  流れ場 ,  Reynolds数 ,  自由噴流 ,  熱伝達率 ,  流れの可視化 ,  *円板 ,  アスペクト比 ,  局所熱伝達率 ,  *半円筒

著者キーワード (6件)： ジェット ,  衝突噴流 ,  凹形表面 ,  流れの可視化 ,  伝熱促進 ,  せん断応力

分類 (2件)： 噴流  (BC02080F) ,  対流・放射熱伝達  (PA02030K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 凸曲 ,  出口 ,  円板 ,  半円筒 ,  衝突噴流 ,  熱伝達 ,  増強