抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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既存の建物からのグリーン壁の利益は,科学的コミュニティの注目を引きつけている。過去の研究は,主に既存の構造の生態学的および環境的利点に焦点を合わせているが,グリーン壁の構造的利点についてはほとんど研究されていない。本研究では,組積造構造に関する典型的な直接緑化システムの構造的影響を評価した。本実験計画は,直接せん断,曲げおよび面内試験から成り,組積造の基本特性に及ぼすグリーン壁強化効果の影響を評価した。面内試験では,壁の寸法は900×750×105mm~3で,4個の煉瓦の10個の煉瓦列で構成されていた。水平荷重を油圧アクチュエータによって適用した。結果は,初期の破断点の後,ポストピーク強度が,非改修組積造パネルのそれと比較して,グリーン壁強化パネルのためにより高いことを示した。グリーン壁強化組積造は初期強度の改善を示さなかったが,残留強度の合理的な改善を示した。また,それは剛性とエネルギー散逸能力の観点から構造挙動を改善する。全体的性能を考慮すると,グリーン壁強化は組積造住宅の残留構造性能を効果的に改善することができる。付加的な構造性能により,改修,安価で技術的解決を容易にすることが望ましい。直接緑化システムはこれらの要件を満足する。Copyright 2018 Springer International Publishing AG, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】