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J-GLOBAL ID：201902239231501683   整理番号：19A2395639

“令和”時代の地下水の課題とその解決に向けた取り組み(その1)地盤沈下シミュレーション技術の課題と展望

著者 (2件)： 愛知正温 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  徳永朋祥 (東大 大学院新領域創成科学研究科)
資料名： 水循環 貯留と浸透  (Journal of Hydrological System)
号： 114  ページ： 29-33,2  発行年： 2019年09月30日 
JST資料番号： L7396A  ISSN： 1346-6089  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・地盤沈下シミュレーションの技術的課題の整理および技術開発の現状と将来展望についての論述。
・関東平野における地盤沈下の実例とそれに対するシミュレーションの例を紹介しつつ論述。
・シミュレーション技術の課題として,1)粘土層内の高解像度シミュレーションの重要性,2)広域地下水流動シミュレーションの必要性,3)物性の不確実性と逆解析の困難性,について説明。
・領域分割法を広域地下水流動モデルと局所地盤沈下モデルの連結シミュレーションに応用した手法の有効性については,単純な仮想モデルでの予察的検証はすでに行われており,今後,本手法の実問題への適用を期待。

シソーラス用語： *地盤沈下 ,  技術 ,  *シミュレーション ,  平野 ,  *技術開発 ,  予測 ,  間隙水圧 ,  降伏応力 ,  地層 ,  地下水流動 ,  数値 ,  解析モデル
準シソーラス用語： シミュレーション技術 ,  圧密降伏応力 ,  関東平野 ,  地盤モデル ,  地盤物性値 ,  沈下予測 ,  粘土層 ,  流動モデル

分類 (1件)： その他の環境汚染・公害  (SB04050A)

引用文献 (12件)：

• Wood, D. M., 1991, Soil behavior and critical state soil mechanics. Cambridge Univ. Pr.
• 遠藤毅、川島眞一、川合将文、2001、東京下町低地における′′ゼロメートル地帯′′展開と沈静化の歴史.応用地質、42(2)、74-87.
• 廣瀬誠、川越健、木谷日出男、2004、建設工事・地下構造物と地下水.平成16年度日本応用地質学会研究発表会予稿集.P46.
• Aichi M, 2008, Coupled groundwater flow/ deformation modelling for predicting land subsidence. In Groundwater management in Asian cities: technology and policy for sustainability, Takizawa S (eds.), pp105-124 (Chap.5), Springer-Verlag: Tokyo.
• 愛知正温、滝沢智、八戸昭一、2010、埼玉県下の荒川低地における地下水利用と地盤沈下の特徴.日本地下水学会2010年秋季講演会講演要旨、150-155.

タイトルに関連する用語 (4件)： 地下水 ,  地盤沈下 ,  シミュレーション ,  展望