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J-GLOBAL ID：201902239384402733   整理番号：19A1809811

強い水和殻形成によるカーボンナノチューブにおける水の水素結合ネットワークの中断【JST・京大機械翻訳】

Interruption of Hydrogen Bonding Networks of Water in Carbon Nanotubes Due to Strong Hydration Shell Formation

著者 (3件)： Oya Yoshifumi (Graduate School of Science, Chiba University, Japan) ,  Hata Kenji (Nanotube Research Center, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), Ibaraki, Japan) ,  Ohba Tomonori (Graduate School of Science, Chiba University, Japan)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 33  号： 42  ページ： 11120-11125  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： X線回折と正準集団モンテカルロシミュレーションを用いて行った解析に基づいて,直径1,2,および3nmのカーボンナノチューブにおけるNaCl水溶液の構造を示した。1nm直径のカーボンナノチューブに対して電解質中に異常に長い最近接距離が観察された。対照的に,2および3nmカーボンナノチューブでは,最近接距離はバルク電解質中のそれらより短かった。また,電解質の主成分が水であるので,カーボンナノチューブ中の水に対して類似の性質を観察した。しかし,電解質の最近接距離は,すべてのカーボンナノチューブにおいて水のそれらより長かった。この差は2nm径のカーボンナノチューブで特に顕著であった。このように,少数のイオンがカーボンナノチューブのナノ細孔中の電解質の全構造に影響した。イオンと水分子間の強い水和殻の形成は,カーボンナノチューブのナノ細孔中の水分子間の水素結合をかなり妨げた。水和シェルは約1nmの直径を有し,水和シェルは2nm径のカーボンナノチューブのナノ細孔に対して採用され,これらのナノ細孔中の電解質と水の間の最近接距離の大きな違いに対する説明を与えた。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *水和 ,  水分子 ,  イオン ,  塩化ナトリウム ,  水溶液 ,  電解質 ,  X線回折 ,  *水素結合 ,  *カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： ナノ細孔 ,  モンテカルロシミュレーション ,  カノニカル集合 ,  *水素結合ネットワーク , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水和 ,  殻 ,  カーボンナノチューブ ,  水 ,  水素結合ネットワーク ,  中断