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J-GLOBAL ID:201902239560016844   整理番号:19A1474761

GNSS制御イネ移植機を用いた残留湛水への移植による水田からの窒素,リンおよび懸濁固形物排出物負荷の低減

Reduction of nitrogen, phosphorus, and suspended solids effluent loads from paddy fields by transplanting into retained ponding water using a GNSS-controlled rice transplanter
著者 (9件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 221-230  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1595A  ISSN: 1611-2490  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,八郎湖における埋立地(157km2,100km2の水田を含む)における栄養素流入量と流出量を測定した。2017年の正味流出負荷(NeLS)は,窒素(N)が3.5×105kg,リン(P)が6.1×104kg,懸濁固体(SS)が2.4×107kgであった。毎月の最大NELは,5月にNが7.4×104kg,Pが1.6×104kg,SSが8.1×106kgであった。水田排水なしでイネが移植できれば,負荷が最大になる,代かき期と移植期における濁水の排出量を低減できる。農家は全地球測位システムで誘導される自律的なイネ移植機を用いて,残留湛水へイネを移植するが,著者らは水田から放出される水の量とN,P,およびSSの負荷を測定した。湛水の保持による流出負荷の減少は,0.9~2.0(平均1.6)kg N ha-1,0.13~0.37(平均0.30)kg P ha-1,45~233(平均147)kg SS ha-1であった。5月のNELは7.4kg N ha-1,1.6kg P ha-1,810kg SS ha-1であった。したがって,残留湛水への移植は,5月の八郎湖における汚染物質負荷を,Nで22%,Pで19%,およびSSで18%減少させた。Copyright 2019 The International Society of Paddy and Water Environment Engineering Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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稲作  ,  湖沼汚濁 

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