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J-GLOBAL ID:201902239763787824   整理番号:19A1565545

急速冷却結晶化と温度サイクルによるエカベットナトリウム水和物の結晶晶癖と粒子サイズの同時制御

Simultaneous Control of Crystal Habit and Particle Size of Ecabet Sodium Hydrate with Rapid Cooling Crystallization and Temperature Cycling
著者 (6件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 455-464(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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モデル化合物として,大きな板状結晶を生成する傾向のあるエカベットナトリウム(Na-ECA)水和物を用いて,活性医薬成分の粒子サイズと形状の同時制御のための実用的戦略を研究した。従来のバッチ冷却結晶化では,冷却速度の増加に伴って粒子サイズと相対的厚さが減少した。しかし,粒子サイズは,40°C/hの速度での急速冷却の後も依然として大き過ぎた。高温Na-ECA溶液を冷水と混合することによって達成される水による急速冷却結晶化において,粒子サイズと相対的厚さは,40°C/hの速度でバッチ冷却結晶化でのそれと比較して,それぞれ1/3.8と1/3になった。また,粒子サイズと相対的厚さの両方が温度サイクルと共に増加することを明らかにした。しかし,得られた粒子のモルフォロジーはまだ板状であった。NaCl水溶液中での急速冷却結晶化において,粒子サイズは1/4.7にさらに減少し,粒子の相対的厚さは水中で得られたものよりも6倍に増加した。さらに,粒子の形状は温度サイクルによって効果的に進化した。その結果,粒状でより小さい粒子を首尾よく得ることができた。形状進展の機構も接触角によって考察した。Youngの方程式を用いて得られた定性解析結果に基づいて,形状進展が表面自由エネルギーによって誘起され,それが反復部分溶解と結晶成長の間の平衡形状へ進行させることを提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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有機化合物の結晶成長  ,  晶析 
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