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J-GLOBAL ID：201902240102628369   整理番号：19A0953655

生活道路の交通安全対策としてのハンプ及びイメージハンプ導入検討におけるドライビングシミュレータの活用可能性

POSSIBILITY OF UTILIZE DRIVING SIMULATOR FOR INTRODUCING HUMPS OR IMAGE HUMPS AS TRAFFIC SAFETY MEASURES ON COMMUNITY ROADS

著者 (5件)： 園部修平 (京都大学大学院 工学研究科) ,  中村俊之 (名古屋大学 未来社会創造機構) ,  絹田裕一 (一般財団法人 計量計画研究所) ,  北村清州 (一般財団法人 計量計画研究所) ,  宇野伸宏 (京都大学大学院 工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 74  号： 5  ページ： I_1387-I_1397(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生活道路に設置されるハンプや狭さくなどの物理的デバイスは,交通事故削減,車両速度の低減等の効果が期待される.本研究は,物理的デバイスであるハンプと視覚的デバイスであるイメージハンプが自動車速度に与える影響として,実地道路での調査とドライビングシミュレータ(DS)による実験結果の比較検証を行った.分析の結果,速度推移は両者で同一の傾向を示すことが確認されたことを受けて,DSの利点を生かし,ハンプとイメージハンプの設置による影響範囲や設置による速度推計を行うなど,生活道路における交通事故削減に向けたDS活用可能性について言及したものである.(著者抄録)

シソーラス用語： *生活道路 ,  交通安全 ,  *安全対策 ,  *交通制御施設 ,  *突起部 ,  *訓練用シミュレータ ,  交通事故 ,  速度
準シソーラス用語： *イメージハンプ ,  *ドライビングシミュレータ ,  *ハンプ【道路】 ,  *交通安全対策 ,  交通事故対策 ,  実証的検証 ,  車両速度 ,  速度推定

著者キーワード (5件)： road safety ,  hump ,  image hump ,  road marking ,  driving simulator

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (9件)：

• 1) 吉田雅俊,小嶋文,久保田尚:交通調査データと住民意識の比較に基づくハンプ設置効果と課題に関する研究,土木計画学研究・論文集,Vol. 25, pp. 971-977, 2008.
• 2) 出口近士,小野市春,平野孝幸:カラー舗装化などの交差点交通安全対策の事前・事後調査と改善効果,第26回交通工学研究発表会論文報告集,pp. 97-100, 2006.
• 3) 出口近士,坂敷繁利,小野市春:カラー舗装化等の交差安全対策と改善,第27回交通工学研究発表会論文報告集,pp. 89-92, 2007.
• 4) 高宮進,森望,久保田尚,坂本邦宏:ハンプ通行時の速度,加速度と速度の抑制意向,第20回交通工学研究発表会論文報告集,pp. 173-176, 2000.
• 5) 鎌田将希,小嶋文,久保田尚:住民の受容性に着目したサイン形状ハンプの長期的有効性に関する研究,土木計画学研究・論文集,Vol. 25, 2008.

タイトルに関連する用語 (5件)： 生活道路 ,  交通安全対策 ,  ハンプ ,  ドライビングシミュレータ ,  活用可能性