抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・人口増減の要因は,自然増減と社会増減の2つの要因に大別されるが,地方圏においては自然増減と社会増減で同時に減少が進行。
・政令指定都市,中核市,県庁所在地といった人口規模の大きな市町村への人口集中がみられる。
・製造業・商業が集積した地方圏の市町村において,人口が増加するケースがみられる。
・人口が増加した市町村においては,25~39歳と0~14歳までの若年層の人口増加が観察される。
・市町村レベルでの居住地選択は自由度が高い反面,広域レベルでの居住地選択は距離に大きく制限されるため,人口が増加した市町村の特徴が居住地選択の理由になると考えられる。
・近年,地方圏の多くの市町村では住民の定住志向を高めて転出を抑制,転入者の増加を進めているが,総人口の減少が加速化することを考えると,人口減少を前提として課題に対処する必要がある。