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J-GLOBAL ID:201902240148101421   整理番号:19A0425247

グリア脂肪酸結合蛋白質7(FABP7)は視床下部弓状核におけるニューロンのレプチン感受性を調節する【JST・京大機械翻訳】

Glial Fatty Acid-Binding Protein 7 (FABP7) Regulates Neuronal Leptin Sensitivity in the Hypothalamic Arcuate Nucleus
著者 (9件):
資料名:
巻: 55  号: 12  ページ: 9016-9028  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0110A  ISSN: 0893-7648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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視床下部は食物摂取とエネルギーホメオスタシスの調節に関与する。弓状核(ARC)と正中隆起(ME)は,血液中のレプチンと栄養素を感知する主要な視床下部部位であり,それにより食物摂取を仲介する。最近,これらの調節過程において,星状細胞や細胞質を含む非神経細胞型の役割を示す研究が始まっている。しかし,これらの活性に関与する分子機構はほとんど知られていない。本研究において,視床下部ARCにおける脂肪酸結合蛋白質7(FABP7)の局在化を詳細に調べ,視床下部におけるその役割を決定した。著者らは食餌誘導FABP7ノックアウト(KO)肥満マウスの表現型解析および単一レプチン注入で処理したFABP7 KOマウスの表現型解析を行った。免疫組織化学は,FABP7+細胞がARCおよびMEにおいてNG2+またはGFAP+であることを明らかにした。高脂肪食を与えたマウスでは,体重増加と食物摂取量は野生型(WT)マウスよりFABP7 KOマウスで低かった。FABP7 KOマウスはレプチンの単回投与後に低い食物摂取量と体重増加を示し,ARCにおけるpSTAT3+細胞数がWTマウスよりFABP7 KOマウスにおいて有意に高頻度であることを示した。FABP7 KOマウス由来初代星状細胞培養において,ERKリン酸化のレベルはレプチン処理後に低かった。まとめると,これらの結果は,視床下部星状細胞において,FABP7がグリア仲介機構を介して神経レプチンの感知に関与し,全身エネルギーホメオスタシスの制御において重要な役割を果たすことを示す。Copyright 2018 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  中枢神経系 

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