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J-GLOBAL ID:201902240229924059   整理番号:19A0789635

増強されたAZIN1 RNAエディティングとその調節酵素ADAR1の過剰発現は胃癌における重要な予後バイオマーカーである【JST・京大機械翻訳】

Enhanced AZIN1 RNA editing and overexpression of its regulatory enzyme ADAR1 are important prognostic biomarkers in gastric cancer
著者 (15件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 366  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7330A  ISSN: 1479-5876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アデノシン-イノシン(A-to-I)RNA編集はRNA(ADAR)酵素に作用するアデノシンデアミナーゼにより触媒される。最近の証拠は,アンチザイム阻害剤1(AZIN1)RNAのRNA編集が,癌病因の基礎となる重要な後成的変化として出現していることを示唆している。140人の患者の280の胃組織におけるAZIN1 RNA編集レベル,及びその調節因子ADAR1の発現をRNA編集部位特異的定量的ポリメラーゼ連鎖反応アッセイを用いて評価した。また,胃癌(GC)患者における疾患バイオマーカーとしてのこれらの結果の臨床的意義を分析した。AZIN1 RNA編集レベルとADAR1発現の両方は,マッチした正常粘膜と比較してGC組織で有意に上昇した(それぞれP<0.0001,0.0008);そして,AZIN1 RNA編集は,ADAR1発現と明らかに相関していた。ADAR1の高い発現は,低い全体的生存と有意に相関した(P=0.034)。一方,超編集AZIN1は,GC患者におけるOSと無病生存の独立予後因子として出現した[オッズ比(OR):1.98,95%CI1.17-3.35,P=0.011,OR:4.55,95%CI2.12-9.78,P=0.0001)。増加したAZIN1 RNA編集およびADAR1過剰発現は,進行したTステージ,リンパ節転移の存在,遠隔転移およびGC患者におけるより高いTNMステージのような重要な臨床病理学的因子と有意に相関した。ロジスティック回帰分析は,AZIN1 RNAの超編集状態が,GC患者におけるリンパ節転移の独立危険因子であることを明らかにした[ハザード比(HR):3.03,95%CI1.19-7.71,P=0.02]。結論:AZIN1 RNA編集レベルはGC患者における重要な予後バイオマーカーであり,GC患者における術前治療戦略を決定するための重要な臨床意思決定ツールとして役立つ可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  血液の腫よう 

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