抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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基板の空間次元d≧3での核形成を無視した定常状態拡散方程式解析を用いて,平均単量体捕獲数σ-
avは,点状島のサブ単分子層成長においてσ-
av=(d-2)Ω
dr
d-20/(1+V)であることが分かり,ここで,Ω
dはd次元単位球の面積,r
0はポイントアイランドの半径,Vは捕獲領域の体積のスケールされた分散である。分散が1と比較して無視できるならば,この式はKMCの結果を再現する捕獲数σ-
*d:=(d-2)Ω
dr
d-20と一致した。R→∞のとき,更なる解析は,分散がV~R-(d-2)/(3d)のようなRに依存することを示し,ここで,Rは堆積速度に対する単量体拡散速度の比である。したがって,Vは十分に大きいRに対して1と比較して無視できる。一方,空間次元d=2では,分散の依存性はV~(lnR)
-1である。d≧3の依存性と比較して弱い依存性を示した。上記の結果から,以前の研究では議論されていなかった分散Vに対するR依存性を,d≧2におけるR→∞として得た。(翻訳著者抄録)