文献
J-GLOBAL ID:201902240373729560   整理番号:19A2895914

ジャカルタの密集市街地“都市カンポン”に見る個人/集団による自己組織化に関する研究 カンポン・アクアリウムの居住者らが抱く「都市認識」へのアプローチを通して

Study on the self-organization by Individual /Collective in Urban Kampung, Jakarta, Indonesia Through approaching to Inhabitant’s own Urban-ceptions for Kampung Akuarium
著者 (2件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 1208-1215(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0606B  ISSN: 1348-284X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究はジャカルタのカンポン・アクアリウム(Kampung Akuarium)を対象としては居住者による「個人」が捉えるカンポンの姿から「集団」がつくり上げる空間や秩序と自己組織化との関係を明らかにするものである。このカンポンは2016年4月,州政府によって強制立ち退き・住宅撤去が行われたが,その後居住者復帰と再建の運びとなり今まさに一からカンポンの物理的環境を構築しようとしている。物理的環境の再建に向けて,既に開発されている「都市認識」へアプローチするダイアログ手法を導入し,居住者らが抱く「カンポン」の姿へ迫った。結果12名の居住者「個人」が捉える自地域の姿と成り立ちを明らかにし,その中での価値付けに基づく空間的関与が撤去後に仮設されたシェルターの住環境にも反映され,実現している空間があることを確認した。さらに,撤去により物理的環境が失われても自律的に残っている「集団」がTempat Nyamanの存在や,漁村,密集市街地ならではの空間性を共有していることを明らかにした。以上から「個人」の多様な捉え方と関与の実現を許容しつつ,同時に異なるレベルで「集団」によって自律的に生まれる秩序とその実現が住環境をつくり上げていくというある種の自己組織化が明らかになった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
都市計画の調査分析,分析手法 
引用文献 (13件):
もっと見る

前のページに戻る