抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本は現在,高レベルの放射性廃棄物の処分問題に直面している。この廃棄物は原子力の将来の政策に関係なく処分されなければならない。このタスクは長い時間を要するので,我々の知識を将来世代に伝えるべきである。本研究では,高レベル放射性廃棄物処分に関する生徒たちの理解を促進し,これらの問題を自分ごととするための教材を開発した。後者の目的を達成するために,意思決定プロセスと議論に関する演習を含めた。著者らは,これらの材料を9年生(中学3年生)で実施し,生徒たちの意見の変化を含むそれらの効果を分析した。結果は以下の通りである。1)生徒たちの自己評価の結果に基づいて,本材料は,難易度の高い内容レベルにもかかわらず,9年生に対して効果的であると推測した。2)意思決定を求めるタスクに関して,最初に意見を決定し続いて議論によりそれらを再構築することを含む一連の作業は,内容を自分ごとにするのに重要であった。3)意思決定プロセスへの議論の導入は,各生徒が彼らの意見に責任を持ち,それらを自分ごととするのを支援した。また,それは,お互いの視点を受け入れ,多面的な視点から考えることによって,生徒たちの意思決定の質を効果的に向上させた。(翻訳著者抄録)