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J-GLOBAL ID：201902240467826269   整理番号：19A0659375

光学回転に対する溶媒効果:二面角における水素結合とシフト間のバランスについて【JST・京大機械翻訳】

Solvent Effects on Optical Rotation: On the Balance between Hydrogen Bonding and Shifts in Dihedral Angles

著者 (4件)： Haghdani Shokouh (Department of Chemistry, Norwegian University of Science and Technology (NTNU), Norway) ,  Hoff Bard Helge (Department of Chemistry, Norwegian University of Science and Technology (NTNU), Norway) ,  Koch Henrik (Department of Chemistry, Norwegian University of Science and Technology (NTNU), Norway) ,  Åstrand Per-Olof (Department of Chemistry, Norwegian University of Science and Technology (NTNU), Norway)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 121  号： 25  ページ： 4765-4777  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 立体中心に1-ナフタレン又は4-(ベンジルオキシ)-フェニル基を含む4つのフッ素化分子のいくつかの配座異性体の光学回転を気相及び水性環境の両方で計算した。4-(ベンジルオキシ)-フェニル基を含む化合物について,光学回転に及ぼす溶媒効果もクロロホルム中で溶媒として調べた。光回転はCAM-B3LYP汎関数を用いた時間依存密度汎関数理論(TDDFT)とλ=589nmにセットしたaug-cc-pVDZ基底関数により得られた。陰的および明示的な溶媒効果を,それぞれPCMと組み合わせた分極性連続体モデル(PCM)およびミクロ溶媒和アプローチにより調べた。後者のモデルにおいて,溶媒分子は明示的な溶媒と考えられ,それらの位置はキラル分子の異なる配座異性体に対する幾何学的最適化によって得られる。1-ナフタレン基を含む分子に対して,このモデルは気相及びPCMの結果と比較して全ての配座異性体に対して同じ光学回転符号を与え,計算と実験の間の絶対偏差を減少させた。また,ミクロ溶媒和モデルは,溶媒として水とクロロホルムの両方を用いて,4-(ベンジルオキシ)-フェニル基を含む分子に対する実験的光学回転の符号を再現した。しかし,マイクロ溶媒和モデルにおいて,水とクロロホルム溶媒分子は類似の水素結合を有するが,立体配座に対して異なる効果を有し,光学回転に大きな影響を及ぼす一つの二面角は水への水素結合に強く敏感であるがクロロホルムには敏感ではない。著者らの研究は,PCMと組み合わせたマイクロ溶媒和アプローチが,符号と大きさの両方に対する実験と合理的に一致する光学回転を予測することを実証した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *光学活性 ,  *水素結合 ,  分極 ,  汎関数 ,  フッ素化 ,  気相 ,  溶媒和 ,  *溶媒効果 ,  立体配座 ,  *二面角 ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン
準シソーラス用語： キラリティ ,  連続体モデル ,  B3LYP法 ,  配座異性体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子の立体配置・配座  (BH05022J)

物質索引 (1件)： クロロホルム

タイトルに関連する用語 (6件)： 光学回転 ,  溶媒効果 ,  二面角 ,  水素結合 ,  シフト ,  バランス