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J-GLOBAL ID：201902240570990181   整理番号：19A1692025

水面形の経時変化に基づく複断面直線水路での流量・合成粗度係数の推定

ESTIMATION FOR DISCHARGE AND ROUGHNESS COEFFICIENT BY CONTINUOUS OBSERVING WATER LEVEL IN COMPOUND CHANNEL

著者 (4件)： 重枝未玲 (九州工業大学大学院 工学研究院建設社会工学研究系) ,  秋山壽一郎 (九州工業大学) ,  田口英司 (九州工業大学大学院 工学府建設社会工学専攻) ,  武久晋太郎 (九州工業大学大学院 工学府建設社会工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 74  号： 4  ページ： I_649-I_654(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,水深方向に粗度係数が変化する複断面河道を対象に水面形の経時変化に基づく流量と粗度係数の時空間推定法を構築するとともに,不等流および不定流の実験結果に基づき,その予測精度について検討したものである.まず,対象とする流れを常流として,水路の計算格子点での水位ハイドログラフ,対象区間の一区間の合成粗度係数を与条件として,計算格子点での流量と計算格子間での合成粗度係数を求める推定法を開発した.次に,複断面直線水路での定常・非定常実験を実施し,水位・流量ハイドログラフと粗度係数を求め,これらの結果に基づき本推定法を検証した.その結果,水面形の経時変化を用いた本推定法は,複断面水路での不等流および不定流について流量や干渉効果を含む粗度係数を推定可能であることが確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *粗度係数 ,  *流量 ,  河川 ,  経時変化 ,  *水面形 ,  干渉 ,  推定 ,  ハイドログラフ ,  非定常流 ,  非一様流 ,  分析 ,  時空 ,  時空間解析 ,  *複断面水路

著者キーワード (7件)： estimation method ,  discharge ,  roughness coefficient ,  water surface profile ,  boundary condition ,  steady and unsteady flow ,  compound channel

分類 (2件)： 移動床,浮遊,沈殿などの水理  (RC10040U) ,  開水路の流れ  (RC10015U)

引用文献 (19件)：

• 1) 国土交通省:河川砂防技術基準維持管理編,http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/gijutsu/gijutsukijunn/ijikanri/kasen/pdf/gijutsukijun.pdf,2011.
• 2) 国土交通省:河川砂防技術基準調査編,http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/gijutsu/gijutsukijunn/chousa/pdf/00.pdf,2012.
• 3) 二瓶泰雄,木水啓:H-ADCP観測と河川流量計算を融合した新しい河川流量モニタリングシステムの構築,土木学会論文集B,Vol. 63,No. 4,pp. 295-310,2007.
• 4) 福岡捷二:大規模洪水に適用する河道の設計・管理技術,第50回水工学に関する夏期研修会講義集Aコース,pp.A-7-1-A-7-20,2014.
• 5) 立川康人,須藤純一,椎葉充晴,萬和明,キムスンミン:粒子フィルタを用いた河川水位の実時間予測手法の開発,水工学論文集,第55巻,pp.S511-S516,2011.

タイトルに関連する用語 (7件)： 水面形 ,  経時変化 ,  直線 ,  水路 ,  流量 ,  粗度係数 ,  推定