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J-GLOBAL ID：201902240754434719   整理番号：19A0665893

新型電池の展開 分子プレカーサー法による薄膜形成とその応用-光で充電するリチウムイオン電池-

著者 (2件)： 永井裕己 (工学院大 先進工) ,  佐藤光史 (工学院大 先進工)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 64  号： 4  ページ： 239-245  発行年： 2019年04月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・簡便な薄膜形成法である分子プレカーサー法とその薄膜形成法で作製した光で充電するリチウムイオン電池の紹介。
・比較的安定な金属錯体を前駆体(プレカーサー)とする液相法である分子プレカーサー法と酸化物を中心にリン酸化合物や複合酸化物,金属錯体などの薄膜形成。
・揮発性溶媒としてエタノールを用い,スピンコートなどの多様な塗布法の適用が可能な分子プレカーサー法。
・プレカーサー溶液を導電性FTOガラス基板上にスピンコートとし,熱処理して得られた透明LFP(リン酸鉄リチウム)正極活物質薄膜電極およびLTO薄膜を透明な透明電極上に形成し,これを活物質とする透明薄膜リチウムイオン電池の作製。
・市販のTiO₂プレカーサー溶液をFTOガラス基板上にスピンコートして得られた厚さ110nmの負極活物質用アナターゼ薄膜を有する光で充電するリチウムイオン電池および光充放電試験による光充電時の平均電圧1.38Vで放電電圧1.37Vの確認。

シソーラス用語： *構成 ,  スピンコーティング ,  *リチウムイオン電池 ,  ガラス ,  酸化スズ ,  膜 ,  *充放電サイクル ,  *前駆体 ,  金属錯体 ,  リチウム化合物 ,  リン酸塩 ,  鉄化合物 ,  酸化チタン ,  *光照射 ,  *薄膜形成 ,  FTOガラス ,  透明膜 ,  リン酸リチウム鉄
準シソーラス用語： リン酸鉄リチウム

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 電池 ,  展開 ,  分子 ,  プレカーサー ,  薄膜形成 ,  応用 ,  充電 ,  リチウムイオン電池