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J-GLOBAL ID:201902240976876804   整理番号:19A1072279

ゲラニオール合成酵素の過剰発現はNicotiana tabacumにおける熱ストレス感受性を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Overexpression of geraniol synthase induces heat stress susceptibility in Nicotiana tabacum
著者 (12件):
資料名:
巻: 249  号:ページ: 235-249  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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モノテルペンアルコールゲラニオール合成酵素を過剰発現するトランスジェニックタバコ植物は熱ストレスに対する過敏性を示し,これはおそらく熱ストレス耐性に関与する遺伝子の糖代謝と転写調節の抑制によるものと思われる。モノテルペンアルコールは植物生存戦略において機能するが,それらはそれらの疎水性および高反応性特性のために植物に自己毒性を引き起こす可能性がある。植物ストレス応答におけるこれらの化合物の役割を調べるために,モノテルペンアルコールゲラニオール合成酵素(GES植物)を過剰発現するトランスジェニックタバコ植物を評価した。GES植物の成長,形態および光合成効率は,対照植物(野生型およびGUS形質転換植物)のそれらと有意に異ならなかった。GES植物の草食動物または病原体に対する直接防御は対照植物のそれらと類似していたが,それらの間接的防御(すなわち,植食性天敵Nesidiocoris tenuis誘引)は対照植物のそれと比較してより強かった。しかし,GES植物は,糖代謝産物,インベルターゼ活性およびその生成物(GlcおよびFru)および葉澱粉粒のレベルの低下によって示されるように,寒冷ストレスに対して感受性であり,極端な熱ストレス(50°C)に対してより感受性であった。さらに,GES植物はWRKY33転写因子遺伝子とアクアポリン遺伝子(PIP2)の転写レベルの低下を示した。本研究の結果は,GES植物が草食動物に対する間接的防御能力の増強を示すが,逆に,GES植物は熱ストレス耐性のための糖代謝と遺伝子調節の抑制により熱ストレスに対する過敏性を示すことを示す。Copyright 2018 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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酵素生理  ,  遺伝子発現  ,  植物生理学一般 
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