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J-GLOBAL ID:201902241275756804   整理番号:19A0782015

免疫チェックポイント蛋白質発現の分析によるトリプルネガティブ乳癌におけるネオアジュバント化学療法に対する治療反応の予測【JST・京大機械翻訳】

Prediction of treatment responses to neoadjuvant chemotherapy in triple-negative breast cancer by analysis of immune checkpoint protein expression
著者 (12件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 87  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7330A  ISSN: 1479-5876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,癌の特徴の一つとして免疫破壊を回避することが確立されている。プログラム細胞死(PD)-1/プログラム細胞死-リガンド(PD-L)1経路は,癌細胞が宿主免疫を回避することを可能にする重要な免疫抑制機構である。本研究では,これらの免疫チェックポイント蛋白質の発現が乳癌におけるネオアジュバント化学療法(NAC)に対する反応にどのように影響するかを検討した。切除可能な早期乳癌患者177名をNACで治療した。エストロゲン受容体,プロゲステロン受容体,ヒト上皮成長因子受容体2,Ki67,PD-L1,PDL-2およびPD-1状態を免疫組織化学によって評価した。高いPD-1発現を有する37人の患者(20.9%)があり,42人(23.7%)の患者は高いPD-L1発現を有し,52人(29.4%)の患者は高いPD-L2発現を有した。PD-1およびPD-L1発現の高い患者は,3重陰性乳癌(TNBC)の有意に高い率を有していた(p=0.041)(p<0.001)。TNBCにおいて,高PD-1とPD-L1発現を有する患者は,非pCR(p=0.003)の有意に高い比率を有した(p<0.001)。単変量解析は,PD-1とPD-L1発現がTNBC(p=0.048,HR=3.318)(p=0.007,HR=8.375)における無病生存を有意に短くすることを示した。しかしながら,多変量解析は,PD-L1発現のみが独立予後因子であることを見出した(p=0.041,HR=9.479)。PD-1およびPD-L1発現は,乳癌におけるNACに対する治療反応を予測するためのバイオマーカーとして有用である可能性がある。以上において,PD-L1発現はTNBCにおけるより効果的な化学療法のバイオマーカーとしても有用である可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (42件):

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