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J-GLOBAL ID：201902241362947899   整理番号：19A0364536

HSP47siRNAを含むビタミンA結合リポソームの眼内注入は慢性移植片対宿主病におけるドライアイ症候群を改善する【JST・京大機械翻訳】

Ocular Instillation of Vitamin A-Coupled Liposomes Containing HSP47 siRNA Ameliorates Dry Eye Syndrome in Chronic Graft-Versus-Host Disease

著者 (6件)： Ohigashi Hiroyuki (Department of Hematology, Hokkaido University Faculty of Medicine, Graduate School of Medicine, Sapporo, Japan) ,  Hashimoto Daigo (Department of Hematology, Hokkaido University Faculty of Medicine, Graduate School of Medicine, Sapporo, Japan) ,  Takahashi Shuichiro (Hematology, Hokkaido University Faculty of Medicine, Sapporo, Japan) ,  Yamakawa Tomohiro (Department of Hematology, Hokkaido University Faculty of Medicine, Graduate School of Medicine, Sapporo, Japan) ,  Hayase Eiko (Department of Hematology, Hokkaido University Faculty of Medicine, Graduate School of Medicine, Sapporo, Japan) ,  Teshima Takanori (Hematology, Hokkaido University Faculty of Medicine, Sapporo, Japan)
資料名： Biology of Blood and Marrow Transplantation  (Biology of Blood and Marrow Transplantation)
巻： 25  号： 3 S  ページ： S167  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1625A  ISSN： 1083-8791  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 慢性移植片対宿主病(GVHD)は多臓器線維症により特徴付けられ,移植生存者のクオリティオブライフに影響する。眼症状はGVHD患者の40~60%に見られ,最も一般的な症状は涙腺線維症に関連するドライアイ症候群である。以前に,コラーゲン特異的分子シャペロンである熱ショック蛋白質47(HSP47)が慢性GVHDにおける過剰コラーゲン合成において重要な役割を果たし,HSP47siRNA(VA-リップHSP47)を有するビタミンA結合リポソームの全身投与は慢性GVHD(Yamakawa,et al,Blood2018)における皮膚及び唾液腺線維症を改善することを示した。本研究では,眼GVHDにおけるHSP47の役割を評価し,VA-lip HSP47の眼点滴が慢性GVHDのマウスモデルにおけるドライアイ症候群を改善できるか否かを試験した。BALB/cマウスに6Gyの全身照射を行い,続いて8×10~6の骨髄細胞と20×10~6脾細胞を少量の組織適合性抗原不適合B1,0D2または同系BALB/cドナーから0日目に静脈内投与した。2μl VA-lip HSP47点眼薬の点滴を骨髄移植(BMT)後に毎日行った。同種対照レシピエントは,BMTの後にスクランブルしたsiRNAを含むVA-口唇の眼の点滴によって毎日治療した。涙腺の外分泌機能は,15秒の下側の眼けんの下で綿糸を挿入した後に,湿った綿の長さとして評価された。組織学的研究は,同種BMTの21日後に涙腺におけるHSP47+活性化線維芽細胞の大量の線維症と蓄積を示した。同系マウスにおけるコラーゲン沈着量は,同系マウスにおける減少した涙液産生と関連して有意に上昇した。次に,HSP47がVA-lip HSP47点眼薬を用いることにより,眼GVHDにおける治療標的となり得るかどうかを試験した。最初に,蛍光標識VA-口唇HSP47点眼薬を,VA-口唇HSP47が眼の点滴後に涙腺に到達できるかどうかを試験するために,同種BMTの後,日+29から+33まで毎日投与した。VA-lip HSP47粒子は,治療側で涙腺に分布していたが,対側では分布していなかった。同種骨髄移植後の日+1から+34へのVA-口唇HSP47の眼内注入は,HSP47+線維芽細胞を枯渇させ,コラーゲン沈着量を減少させ,涙腺の線維化を改善した。最終的に,VA-口唇HSP47の眼内注入は,同種BMTが慢性GVHDにおいて確立された涙腺線維症とドライアイ症候群を改善した後,+21日目に開始したことを見出した。VA-lip HSP47の眼内点滴は,慢性GVHDにおける涙腺線維症およびドライアイ症候群に対する有望な予防的および治療的治療である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 予防 ,  線維症 ,  *ビタミンA ,  涙腺 ,  線維芽細胞 ,  骨髄移植 ,  *リポソーム ,  ドナー ,  コラーゲン ,  *移植片対宿主病 ,  マウス ,  *siRNA ,  骨髄細胞 ,  クオリティオブライフ
準シソーラス用語： 同種骨髄移植 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： ビタミンA ,  リポソーム ,  眼内注入 ,  慢性移植片対宿主病 ,  ドライアイ症候群