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J-GLOBAL ID:201902241760072179   整理番号:19A1262149

口腔扁平上皮癌における口蓋裂膜貫通蛋白質1ファミリー蛋白質の病理生物学的役割【JST・京大機械翻訳】

Pathobiological role of cleft palate transmembrane protein 1 family proteins in oral squamous cell carcinoma
著者 (8件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 851-859  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0032A  ISSN: 0171-5216  CODEN: JCROD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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口蓋裂膜貫通蛋白質1(CLPTM1)とそのパラログ蛋白質,シスプラチン耐性関連蛋白質9(CRR9)は,Caenorhabditis elegansからHomo sapiensまで高度に保存された蛋白質ファミリーを構成する。本研究では,口腔扁平上皮癌(OSCC)におけるCLPTM1およびCRR9発現の臨床病理学的および生物学的意義を検討した。98のOSCC組織標本を,CLPTM1とCRR9に対する特異抗体で免疫組織化学的に染色した。CLPTM1とCRR9の免疫活性は,患者の予後を含む臨床病理学的因子と相関していた。培養OSCC細胞を用いて,CRR9のsiRNA仲介遺伝子サイレンシング,続いて細胞増殖,マトリゲル浸潤,anoikisアッセイ,およびゼラチンザイモグラフィーを行った。続いて,二重染色を含む免疫組織化学的検査を行い,OSCC細胞におけるCRR9とBcl-xL発現の間の相関を測定した。非腫瘍性口腔扁平上皮細胞は,抗Clptm1およびCRR9抗体により,あいまいで,弱いまたはほとんど細胞質染色を示さなかった。対照的に,98のOSCC組織標本の55および54において,癌浸潤前面において,それぞれ,強固なCLPTM1およびCRR9免疫活性が見られた。特に,CRR9免疫活性は,浸潤の深さ5mm以上,患者の予後不良および喫煙習慣(P<0.05)と関連していた。CRR9のsiRNA仲介遺伝子サイレンシングは,培養Ca9-22およびSAS細胞において,細胞増殖を変化させなかったが,マトリゲル浸潤を低下させ,アノイキス耐性を損なった。CRR9と抗アポトーシスBcl-xL発現レベルは,pT1OSCC組織標本で相関した。CLPTM1とCRR9は多くのOSCC組織で過剰発現した。特に,CRR9発現は腫瘍発生を促進し,おそらくBcl-xL発現に関連するアポトーシス刺激に対する侵入能と抵抗性を付与することにより,OSCCにおける有意に低い予後値を有する可能性がある。CRR9は,OSCC患者のための新しい分子標的である可能性がある。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  歯と口腔の腫よう 

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