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J-GLOBAL ID：201902241946077812   整理番号：19A1249348

摩擦力顕微鏡法のための計算モデル:表面のスティックスリップ運動と熱エネルギー

Computational model for friction force microscopy: stick-slip motion and thermal energy on surface

著者 (1件)： SENDA Yasuhiro (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN)
資料名： Applied Physics Express  (Applied Physics Express)
巻： 12  号： 4  ページ： 045505.1-045505.5  発行年： 2019年04月 
JST資料番号： F0599C  ISSN： 1882-0778  CODEN： APEPC4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面とカンチレバー上の原子の動きを同時に結び付ける摩擦力顕微鏡法(FFM)の計算モデルを提案する。カンチレバーの先端が表面の平面上を滑ると,カンチレバーののこぎり歯状の変調がFFM実験で観察されるように現れ,原子のいわゆる「スティックスリップ」運動は表面上に熱エネルギーを発生させるが,それはフォノンを通して急速に消散される。これは滑り摩擦におけるエネルギー散逸につながる。このモデルはカンチレバーの変調と同様に,表面上の原子の振舞いの詳細を得ることを可能にした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *力顕微鏡 ,  *計算モデル ,  *スティックスリップ ,  *エネルギー ,  片持梁 ,  フォノン ,  散逸 ,  滑り摩擦 ,  エネルギー散逸
準シソーラス用語： カンチレバー ,  消散 ,  *熱エネルギー ,  *摩擦力顕微鏡

分類 (1件)： 顕微鏡法  (BK01040E)

引用文献 (39件)：

• R. Bennewitz, Mater. Today 8, 42 (2005).
• C. M. Mate, G. M. McClelland, R. Erlandsson, and S. Chiang, Phys. Rev. Lett. 59, 1943 (1987).
• R. Erlandsson, G. Hadziioannou, C. M. Mate, G. M. McClelland, and S. Chiang, J. Chem. Phys. 89, 5190 (1988).
• E. Meyer, R. Overney, D. Brodbeck, L. Howald, R. Luthi, J. Frommer, and H.-J. Guntherodt, Phy. Rev. Lett. 69, 1777 (1992).
• S. Fujisawa, E. Kishi, Y. Sugawara, and S. Morita, Phys. Rev. B 52, 5302 (1995).

タイトルに関連する用語 (5件)： 摩擦力顕微鏡 ,  計算モデル ,  スティックスリップ ,  運動 ,  熱エネルギー