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J-GLOBAL ID：201902242717823858   整理番号：19A2903175

Fe-Ni二元系における低温相平衡の実験的決定と熱力学的評価【JST・京大機械翻訳】

Experimental determination and thermodynamic evaluation of low-temperature phase equilibria in the Fe-Ni binary system

著者 (5件)： Ohnuma Ikuo (Research Center for Structural Materials, National Institute for Materials Science (NIMS), Tsukuba, 305-0047, Japan) ,  Shimenouchi Shota (Department of Materials Science, Tohoku University, Sendai, 980-8579, Japan) ,  Omori Toshihiro (Department of Materials Science, Tohoku University, Sendai, 980-8579, Japan) ,  Ishida Kiyohito (Department of Materials Science, Tohoku University, Sendai, 980-8579, Japan) ,  Kainuma Ryosuke (Department of Materials Science, Tohoku University, Sendai, 980-8579, Japan)
資料名： Calphad  (Calphad)
巻： 67  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0141A  ISSN： 0364-5916  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 400°C以上の低温でのFe-Ni二元系におけるαFeとγ(Fe,Ni)の間の相平衡を実験的に決定し,含まれる相のGibbsエネルギーを計算するための熱力学的記述を化学的および磁気的秩序化の間の相互作用効果を考慮して修正した。変形のないFe-Ni合金のガスアトマイズ粉末の平衡に対する熱処理は,α′マルテンサイトマトリックス中の方向性γ析出物から成るミクロ組織の形成をもたらした。熱処理の進歩における一種のメカニカルアロイング技術を適用して,粉末粒子中に多数の格子欠陥を導入し,α+γ再結晶を強化し,等軸二相多結晶微細構造を形成した。α相とγ相の等軸結晶粒の平衡組成をFE-EPMAにより測定し,その空間分解能は6kVの加速電圧で直径0.5μmである。γ相の平衡組成は,文献の実験結果と一致して評価した相図と一致した。一方,α相におけるNiの溶解度は,以前のデータに従って決定された「逆行溶解度」からかなりの偏差を示した。修正したパラメータによる熱力学的解析は,αFe相におけるNiの過小評価溶解度が,α′マルテンサイト構造における格子欠陥による付加的Gibbsエネルギーによって引き起こされることを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： α相 ,  格子欠陥 ,  *熱力学 ,  γ相 ,  Gibbs自由エネルギー ,  状態図 ,  再結晶 ,  粉体 ,  結晶粒 ,  マルテンサイト ,  *ニッケル ,  *鉄 ,  *低温 ,  メカニカルアロイング ,  溶解度 ,  改変

著者キーワード (5件)： 状態図 ,  CALPHAD ,  秩序無秩序現象 ,  鉄合金 ,  マルテンサイト微細構造

分類 (2件)： 金属系の相平衡・状態図  (CB03012T) ,  無機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  (CB03015S)

タイトルに関連する用語 (6件)： Fe ,  Ni ,  低温 ,  相平衡 ,  実験 ,  熱力学的評価