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J-GLOBAL ID:201902242955709620   整理番号:19A0737494

温度感受性粒子を用いた上昇気流中で蒸発する懸垂水滴内の温度と流れ分布の同時測定【JST・京大機械翻訳】

Simultaneous measurement of temperature and flow distributions inside pendant water droplets evaporating in an upward air stream using temperature-sensitive particles
著者 (3件):
資料名:
巻: 345  ページ: 157-165  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0189B  ISSN: 0029-5493  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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格納容器噴霧システムは,蒸気を凝縮し,ガス雰囲気を冷却することにより,原子炉事故時に格納容器内で発生する高温と圧力を低減する原子炉で使用される事故軽減システムである。しかし,周囲の気体混合物中の飛行噴霧液滴の熱および物質移動機構はまだ完全には理解されていない。これらの現象を基本的なレベルで調べるためには,水滴内部の詳細な温度と流れ分布を得ることが重要である。現在,水滴内部の温度と流れの測定についての実験データはほとんど報告されておらず,特に液滴蒸発の初期においては過渡的な交換現象を含んでいる。本研究では,温度と流れの分布を,温度感受性粒子を用いて上昇気流中での蒸発の初期期間中に2mmのペンダント水滴内で測定した。測定は,液滴内部流れパターンの変化を決定するために15ms当たり1回行い,同時に温度と流れの同時特性を決定するために0.1sにつき測定した。液滴内部の流れ分布を粒子画像流速測定を用いて測定し,水滴内部の温度分布を温度依存性りん光減衰定数を用いて同時に測定した。液滴内部流れパターンを90msの流れ発達期間中に測定し,20°C空気流と100°C空気流中の液滴内部流発達を比較し,温度と流れ分布を液滴蒸発の最初の1秒以内に異なる空気流温度条件で蒸発液滴内部で同時に測定した。その結果,高温空気流中での液滴内部流の発達は,高温条件下での液滴表面上の温度勾配により誘起されたMarangoni対流により,室温空気流中のそれとは異なることを示した。液滴内の熱と物質交換の結果としての増大により,液滴と周囲気体間の熱と物質移動が影響を受ける。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子炉熱力学  ,  燃料要素  ,  原子炉安全一般  ,  原子炉炉心・制御系 

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