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J-GLOBAL ID:201902242960563465   整理番号:19A1639833

NasuteシロアリNasutitermes takasagoensisにおけるゲラニルゲラニル二リン酸シンターゼ遺伝子の重複と兵士特異的発現【JST・京大機械翻訳】

Duplication and soldier-specific expression of geranylgeranyl diphosphate synthase genes in a nasute termite Nasutitermes takasagoensis
著者 (5件):
資料名:
巻: 111  ページ: null  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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進化的に誘導されたシロアリ亜科Nasutitermitinae(ファミリーTermitidae)において,兵士は,「鼻」と呼ばれる頭部投射から多環ジテルペンを放出することにより,それらの線虫類を防御する。ジテルペンは,動物における蛋白質の翻訳後修飾に一般的に用いられている前駆体ゲラニルゲラニル二リン酸(GGPP)から前頭腺で合成される。本研究では,GGPPシンターゼ(GGPPS)の8つの遺伝子コピーを同定する,Nasutitermes takasagoensisのRNA配列決定を組み立てることにより,ジテルペン生合成に関与する遺伝子を探索するための包括的遺伝子カタログを構築した。遺伝子コピー数は他の関連昆虫と対照的に非常に大きい。逆転写PCRによる遺伝子クローニングおよびcDNA末端の迅速増幅により,7つのGGPPS遺伝子(NtGGPPS1からNtGGPPS7)が高度に可変な非翻訳領域を有することを確認した。分子系統発生分析により,NtGGPPS7遺伝子は遺伝子の単一コピーのみを持つ祖先シロアリから得られた相同体でグループ化され,NtGGPPS6遺伝子はシロアリの基礎系統から得られた相同体でグループ化され,兵士はジテルペンを合成しないことを示した。このクレードに対する姉妹グループとして,さらに,単系統性クレードは他のNtGPPS遺伝子(NtGGPPS1からNtGGPPS5)を含んでいた。発現解析により,NtGGPPS7遺伝子は調べた全てのカセット及び組織で発現していたが,他の全ての遺伝子は兵士頭部でのみ発現していることを明らかにした。これらの結果は,遺伝子重複とそれに続くGGPPS遺伝子の機能化が,経鼻シロアリ系統における化学防御の進化を伴う可能性があることを示唆している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  遺伝子発現 

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