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J-GLOBAL ID:201902242984914737   整理番号:19A2744106

水酸化Mn_4CaO_5クラスタは光化学系IIにおける一次キノン電子受容体Q_Aの酸化還元電位を調節するか?Fourier変換赤外分光電気化学による研究【JST・京大機械翻訳】

Does the water-oxidizing Mn4CaO5 cluster regulate the redox potential of the primary quinone electron acceptor QA in photosystem II? A study by Fourier transform infrared spectroelectrochemistry
著者 (4件):
資料名:
巻: 1860  号: 12  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光化学系II(PSII)の蛍光測定を用いた酸化還元滴定は,水酸化Mn_4CaO_5クラスタの障害が,PSIIの光保護機構として提案された100mV以上の一次キノン電子受容体Q_Aの酸化還元電位(E_m)を上昇させることを示した。しかしながら,PSIIにおけるMn_4CaO_5クラスタとQ_Aの間のこの長距離相互作用の分子機構は未解決のままである。本研究では,Fourier変換赤外(FTIR)分光電気化学を用いて,E_m(Q_A-/Q_A)に及ぼすMn_4CaO_5クラスタの枯渇の影響を再検討した。それは,意図した電位でQ_Aの酸化還元状態を直接監視できる。ホウレンソウおよびThermosynechococcusからの無傷およびMn欠乏PSII調製に対する一連の電極電位における光誘起FTIR差測定は,Mn_4CaO_5クラスタの枯渇がE_m(Q_A-/Q_A)値にほとんど影響しないことを示した。対照的に,同じPSII試料,電気化学セルおよび酸化還元メディエータを用いた蛍光分光電気化学測定は,Mn枯渇による見かけのE_mの大きなアップシフトを再現したが,より弱い可視光を蛍光励起に用いたとき,より小さいシフトが観察された。したがって,蛍光の測定光は,FTIR測定におけるPSII反応による赤外光の干渉とは対照的に,Mn欠乏PSIIにおける滴定曲線を妨害する可能性が示唆された。これらの結果から,Mn_4CaO_5クラスタは,PSIIの電子受容体側の酸化還元反応を制御するために,E_m(Q_A-/Q_A)を直接制御しないと結論した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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光合成 

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