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J-GLOBAL ID:201902243058005524   整理番号:19A2868386

Tulbaghia violacea Harv抽出物の植物化学成分およびCryptococcus neoformansとCryptococcus gattiiに対するその抗真菌作用の可能性【JST・京大機械翻訳】

Phytochemical Constituents of Tulbaghia violacea Harv Extract and its Antifungal Potential Against Cryptococcus neoformans and Cryptococcus gattii
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 330-340  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3662A  ISSN: 2210-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 不明 (ARE)  言語: 英語 (EN)
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背景:開発された世界と発展途上国の両方において,抗真菌療法の利用可能性にもかかわらず,クリプトコッカス症に罹患した人々の死亡率は容認できないほど高い。疾患はCryptococcus neneoans(主に免疫不全個体)とCryptococcus gattiiによって引き起こされる。世界的に,疾患は毎年約60,000人の死亡を引き起こすと推定されている。抗真菌療法は利用可能であるが,発展途上世界では,多くの人々にとって手頃でない可能性があり,利用可能な薬剤に対する耐性の脅威が増加しており,抗真菌薬のレパートリーは非常に限られている。従って,より多くの研究が治療薬として薬用植物の使用に焦点を当てている。本研究の独創性は,Tulbaghia violaceaは良く文書化された薬用植物であるが,水性抽出物の化学組成と病原性酵母に対するそれらの抗真菌性の可能性は不明である。これは水性T.violacea根,葉,根茎および塊茎抽出物の化学成分およびC.neneoansおよびC.gattiiに対するそれらの対応する抗真菌活性を評価する最初の研究である。目的:本研究は,Cryptococcus neneoansおよびCryptococcus gattiiに対するTulbaghia violacea根,葉,根茎および塊茎抽出物の植物化学組成および抗真菌性を検討することを目的とした。【方法】:根,葉,根茎および塊茎を,連続振とうで室温で48時間だけ水で抽出した。抽出物をフィルター滅菌し,凍結乾燥し,サポニン,フラボノール,フェノール及びタンニン含量を化学的に分析した。各抽出物の化学成分もGC-MS分析により同定した。各植物部分の適切に希釈された抽出物の最小発育阻止濃度(MIC)も,一般的にHIV/AIDSのsuffereに関連するC.neneoansとC.gattiiに対して行われた。結果:植物化学分析は異なる濃度のサポニン(1023~2896.73μg/ml),フェノール類(16.48~51.58μg/ml)とタンニン(122.30~543.07μg/mlの間)が異なる抽出物中に存在することを示した。フラボノールは検出されなかった。GC-MS分析により,主に硫化物,ピラン,フラン及びケトン含有化合物からなる植物化学物質の複雑な混合物が異なる植物部分に存在することを同定した。すべての抽出物は,抗真菌性を持つことが知られているピランである4H-ピラン-4-オン,2,3-ジヒドロ-3,5-ジヒドロキシ-6-メチルの存在によって支配された。根,葉,根茎及び塊茎抽出物は両菌類に対して抗真菌活性を示したが,根茎及び塊茎抽出物はCryptococcus neneoans及びCryptococcus gattiiに対してそれぞれ1.25mg/ml及び2.5mg/mlの最低MICを有することが分かった。結論:T.violacea抽出物は植物化学物質の複雑な成分を持ち,各植物部分はC.neneoansとC.gattiiに対して強い抗真菌活性を示した。根茎および塊茎抽出物は,それぞれC.neneoansおよびC.gattiiに対して最も高い抗真菌活性を示した。したがって,T.violacea水抽出物は抗真菌化学療法剤へのさらなる開発のための強力な候補である。Copyright 2019 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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