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J-GLOBAL ID:201902243069088773   整理番号:19A0845571

ポータブル型蛍光X線分析装置を用いた東京都下原・富士見町遺跡の黒曜石石器の非破壊分析と原産地推定

Nondestructive analyses for Paleolithic obsidian artifacts excavated from the Shimobara and Fujimicho site in Tokyo using a potable XRF for sourcing
著者 (2件):
資料名:
号:ページ: 51-62  発行年: 2019年03月31日 
JST資料番号: F1187A  ISSN: 2188-3483  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東京都下原・富士見町遺跡出土の後期旧石器時代の石器248点について,ポータブル型蛍光X線分析装置(p-XRF)を用いた非破壊定量分析を行い,黒曜石原石組成との比較から,それらの原材料の原産地推定を行った.WD-XRFによる破壊分析によって組成を求めた黒曜石の板状試料を基準物質として,p-XRF分析値の較正を行った.分析した石器はルビジウム含有量によって,Rb=25ppm,Rb=50ppm,Rb=110ppm,Rb=150ppmおよびRb>240ppmの5つのグループに分けられた.Rbとその他の元素濃度の特徴からこれらの旧石器の原材料黒曜石は,箱根畑宿系(84点).伊豆柏峠系(22点),北八ヶ岳系(40点),星ヶ塔系(49点),和田・鷹山系(50点)のものであると推定された.また,3点の旧石器については原岩組成との一致度が低く,原産地を推定するに至らなかった.元素濃度に基づく原産地推定は,従来の元素比に基づく原産地推定とよい一致を見せた.両手法を併用することによって,より緻密な原産地推定を行うことが可能になると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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各種建築物一般  ,  火山岩 

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