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J-GLOBAL ID:201902243156449888   整理番号:19A0589602

透析装置のための化学ルミネセンスを用いた小型尿素センサシステム

Compact Urea Sensor System Based on Chemiluminescence for Dialysis Machine
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号: 2 (3)  ページ: 607-618  発行年: 2019年 
JST資料番号: L0338A  ISSN: 0914-4935  CODEN: SENMER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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血液から除去された尿素の量(MB)は透析の際に使用済み透析液に移されるものと等しいので,MBは使用済み透析液中の尿素濃度と透析液の流速から推定できる。血液中の尿素を検出する試薬を用いる代わりに透析中の尿素濃度を測定するためのセンサを開発する必要がある。化学ルミネセンス(CL)を用いて使用済み透析液中の尿素濃度を測定するための正確な尿素センサのプロトタイプを作成した。CL検出器として,シリンジポンプ型CL反応器と光センサモジュール(PM)を用いたCLベース尿素センサシステムに対する3%の精度を報告してきた。しかし,大型反応ユニットの機械的耐久性の悪さとPMによるCL検出器の高コスト等の問題はまだ解決されていない。透析装置に設置できる小型で低コストの尿素センサが必要である。低コストのフォトダイオード(PD)を使用してCLを測定するためにCLの発光量を増やし,耐久性の高いリアクタを作成することを試みた。低臭素酸塩による尿素の反応によるCLに基づく尿素センサは,1.9%の高い精度を持った。また,岡山医科研究所の化学的に測定された尿素濃度と良い相関を示した。新しい渦流型反応器から放出されたCLは低コストのSi PD(S1787-08 浜松,日本)と高利得電流増幅器(7mV/pA)を用いて検出され,2から30mg/dLの間の尿素窒素濃度を測定できた。このセンサは,近い将来,自動透析装置を実現するために使用されるであろう。(翻訳著者抄録)
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