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J-GLOBAL ID：201902243221720414   整理番号：19A0500762

β2-ミクログロブリン,インターロイキン-31,およびアラキドン酸代謝産物(ロイコトリエンB_4およびトロンボキサンA_2)はマウスにおける慢性腎不全関連ITCH関連反応に関与する【JST・京大機械翻訳】

β2-Microglobulin, interleukin-31, and arachidonic acid metabolites (leukotriene B₄ and thromboxane A₂) are involved in chronic renal failure-associated itch-associated responses in mice

著者 (5件)： Li Sikai (Department of Applied Pharmacology, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama, Toyama, Japan) ,  Andoh Tsugunobu (Department of Applied Pharmacology, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama, Toyama, Japan) ,  Zhang Qun (Department of Applied Pharmacology, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama, Toyama, Japan) ,  Uta Daisuke (Department of Applied Pharmacology, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama, Toyama, Japan) ,  Kuraishi Yasushi (Department of Applied Pharmacology, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama, Toyama, Japan)
資料名： European Journal of Pharmacology  (European Journal of Pharmacology)
巻： 847  ページ： 19-25  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0841A  ISSN： 0014-2999  CODEN： EJPHAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 慢性腎不全(CRF)は,主要症状として重度のかゆみと乾燥皮膚を伴う進行性疾患である。しかし,CRF誘発性のかゆみの機序は不明のままである。本研究では,5/6腎摘出(NPCT)マウスをCRFのマウスモデルとして用いた。5/6NPCTマウスにおける血中尿素窒素とクレアチニンの血清濃度は増加した。5/6NPCTマウスの皮膚における角質層含水量は減少した。これらの知見は,マウスにおける5/6腎切除がヒトCRFに類似する表現型をもたらすことを示唆する。5/6 NPCTマウスは自発的な引っかきを示し,μ-オピオイド受容体拮抗剤により阻害され,引っかきがかゆみに関連した反応であることを示唆した。皮膚肥満細胞の数は,偽手術マウスと比較して5/6 NPCTマウスで変化しなかった。H_1ヒスタミン受容体拮抗剤,プロテイナーゼ活性化受容体2中和抗体,および5-HT_3受容体拮抗剤は,5/6NPCTマウスにおける自発的引っかきを阻害しなかった。したがって,自発的引っかきにおける肥満細胞とセロトニンの役割は最小であるように見える。抗アレルギー剤アゼラスチン,BLTロイコトリエン(LT)B_4受容体拮抗剤,およびTPトロンボキサン(TX)A_2受容体拮抗剤は,5/6NPCTマウスにおける自発的引っかきを阻害し,LTB_4とTXA_2がCRF誘発性のかゆみに関与していることを示唆した。興味深いことに,5/6 NPCTマウスの皮膚において,2つの新たに同定されたprurゲン(β2-ミクログロブリンおよびインターロイキン-31)のレベルが増加した。まとめると,これらの知見は,5/6 NPCTマウスがCRFにおけるかゆみの研究に有用であることを示唆する。LTB_4とTXA_2に加えて,β2-ミクログロブリンとインターロイキン-31がCRF誘発性のかゆみに関連したかゆみに関与していることも示唆される。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *β2ミクログロブリン ,  掻痒 ,  血清中濃度 ,  肥満細胞 ,  *インターロイキン ,  *ミクログロブリン ,  *ロイコトリエン ,  *慢性腎不全 ,  *マウス ,  *代謝産物 ,  *トロンボキサン ,  ヒト ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン
準シソーラス用語： アンタゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 慢性腎不全 ,  ITCH ,  β2-ミクログロブリン ,  トロンボキサンA2 ,  ロイコトリエンB_4

分類 (5件)： 泌尿生殖器の基礎医学  (GM01020T) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  皮膚の基礎医学  (GF01020Y) ,  泌尿生殖器の疾患  (GM03000L) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (2件)： セロトニン ,  アラキドン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： β2-ミクログロブリン ,  インターロイキン-31 ,  アラキドン酸 ,  代謝産物 ,  マウス ,  慢性腎不全 ,  Itch