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J-GLOBAL ID：201902243741372736   整理番号：19A0386598

カイヤドリウミグモ:大発生からの研究の動向 カイヤドリウミグモ研究のゆくえ

著者 (7件)： 山田勝雅 (熊本大 くまもと水循環・減災研究教セ) ,  張成年 (水研機構 中央水研 水産遺伝子解析セ) ,  鳥羽光晴 (東京海洋大 産学・地域連携推進機構) ,  良永知義 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  冨山毅 (広島大 大学院生物圏科学研究科) ,  望月佑一 (九州環境管理協) ,  宮崎勝己 (新潟大 理)
資料名： 生物科学  (Biological Science (Tokyo))
巻： 70  号： 2  ページ： 103-111  発行年： 2019年02月01日 
JST資料番号： G0183A  ISSN： 0045-2033  CODEN： SBTKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カイヤドリウミグモの2007年における大発生の由来と,その後の分布拡大の原因はいまだ議論の最中にある。しかし,いくつかの状況証拠を基にし,その原因の推定と今後の対策を考慮できる。本稿は,本種の侵入・分布拡大に関する現在の情報を整理しながら議論を加え,現状で考えられる対策方法を考察する。さらに,今回のカイヤドリウミグモの大発生という現象から,我々が何を学び取るべきかを考えたい。(著者抄録)

シソーラス用語： *ウミグモ類 ,  外来種 ,  発生 ,  発生生態 ,  寄生 ,  *生息分布 ,  ライフサイクル ,  ヒューマンファクタ ,  生物移動 ,  経時変化 ,  *有害生物防除 ,  二枚貝類
準シソーラス用語： *カイヤドリウミグモ ,  移入種 ,  経年変化 ,  大量発生

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (28件)：

• 張成年ほか 2012 日本水産学会誌 78 : 895-902.
• Hinata, H. & Furukawa, K. 2006 In : The Environment in Asia Pacific Harbors. (Wolanski, E. ed. ), pp. 35-45. Springer, The Netherlands.
• Kamaishi, T. & Yoshinaga, T. 2002 Fish Pathol. 37 : 193-195.
• 小林豊・鳥羽光晴 2014 千葉県水産総合研究センター研究報告 8 : 27-33.
• Kumagai, N. H. et al. 2018 PNAS 115 : 8990-8995.

タイトルに関連する用語 (3件)： カイヤドリウミグモ ,  研究 ,  動向