抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車修理における塗装技術者には高い技術・技能が求められるが,熟練技術者の技が誰にでも分かる形式値として広く知られているとは言い難い。そこで本研究では,3次元動作解析装置を用いて,熟練技術者のドアパネルへのブロック塗装におけるスプレーガンの扱い方を明確化することを目的とした。技術者がスプレーガンの操作条件の選択を行える「吹き付け距離」,「吹き付け角度」,「運行速度」,「塗り合わせの間隔」の4項目に着目した。本報告では「吹き付け角度」,「塗り合わせの間隔」の結果を示し,先行研究にて示した「吹き付け距離」,「運行速度」の結果を交え,既刊の塗装マニュアルとの比較・検証を行った。この結果,熟練者はドアパネル上部,中央部,下部のそれぞれの部位において,ドアパネルの面に垂直に塗料が吹き付けられるように,スプレーガンのノズルの向きを変化させ,約40mmのノズル間隔で塗り重ねていることがわかった。(著者抄録)