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J-GLOBAL ID：201902243870583925   整理番号：19A0657902

炭酸塩における最大の低塩分増強油回収効果に対する好ましい温度勾配【JST・京大機械翻訳】

Favorable Temperature Gradient for Maximum Low-Salinity Enhanced Oil Recovery Effects in Carbonates

著者 (4件)： Strand S. (University of Stavanger, Norway) ,  Henningsen S. C. (University of Stavanger, Norway) ,  Puntervold T. (University of Stavanger, Norway) ,  Austad T. (University of Stavanger, Norway)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 31  号： 5  ページ： 4687-4693  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験的に,Ca2+とSO42-は石灰岩におけるSmart水濡れ性変質プロセスにおける重要なイオンであり,石灰岩における低塩分(LS)強化石油回収(EOR)効果は,生成鉱物が溶解性無水石膏,CaSO4を含む場合にも観察できることを見出した。標準的なLSブラインのような希釈ブラインは,低い量のCa2+とSO42-を含み,それは,起こる場所からの濡れ性変化を防ぐ。しかし,生成が無水石膏鉱物を含むならば,Ca2+とSO42-は溶解を通して注入ブラインに供給され,その場合,標準的なLSブラインは石灰岩貯留層における濡れ性変化を引き起こすことができる。無水石膏を含む石灰岩貯留層コアにおける100倍希釈地層水の粘性フラッディングの間に,100°Cにおいて,22%の元の油の三次LS EOR効果が観察された。無水石膏の溶解と析出は温度に依存し,水中の無水石膏の溶解度は温度が上昇すると減少する。本論文では,最大のLS EOR効果を得るために,無水石膏を含む石灰岩油貯留層の水攻時の温度勾配の重要性を検討した。そのような温度勾配は,2つのコア,1つは室温で,もう1つは実際の貯留層温度で,40から130°Cまで変化させて,LSブラインを浸水させることによって実験的にシミュレートされた。温度上昇に伴う無水石膏溶解の減少の結果として,Ca2+とSO42-の濃度は,試験した温度で予想される溶解度範囲を超えて増加した。LS EOR効果は,硫酸塩の濃度,炭酸塩中の濡れ性変化プロセスに対する触媒,に非常に関連している。したがって,無水石膏を含む石灰岩貯留層の水攻時の温度勾配は,最も重要なSmart水イオン,Ca2+とSO42-の濃度が全ての時間で最大になるので,LS EORプロセスに正の影響を与える。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 希釈 ,  *塩分 ,  濡れ ,  溶解度 ,  石灰岩 ,  触媒 ,  硬石膏 ,  イオン ,  *炭酸塩 ,  溶解性 ,  粘性 ,  石油 ,  溶解 ,  ブライン
準シソーラス用語： 貯留層 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 採収法  (UA10040R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 炭酸塩 ,  塩分 ,  増強 ,  温度勾配