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J-GLOBAL ID:201902243889116494   整理番号:19A0377423

食餌状態に応じたXenopus laevis肝臓におけるエネルギー代謝遺伝子の発現パターンとヒストンアセチル化【JST・京大機械翻訳】

Expression pattern and histone acetylation of energy metabolic genes in Xenopus laevis liver in response to diet statuses
著者 (3件):
資料名:
巻: 331  号:ページ: 120-127  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0580B  ISSN: 2471-5646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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両生類は,運動活性と代謝率を低下させることにより,比較的長い期間にわたり食物なしで生存でき,休眠状態から再給餌することにより急速に回復することができる。この生存戦略の基礎となる分子機構を明らかにするために,絶食後に給餌,絶食または再給餌された成体雄性アフリカツメガエルの肝臓における血清生化学的パラメータ,エネルギー代謝遺伝子の転写産物レベル,及び全体的及び遺伝子特異的ヒストン修飾を調べた。血清中のグルコース,トリグリセリド,コレステロール及び遊離脂肪酸レベルは22日間絶食と共に減少し,グルコースレベルは再給餌の1日で回復した。試験したエネルギー代謝遺伝子の2/3の転写レベルは22日間絶食で減少し,再給餌の1日で部分的に回復した。糖新生および脂質異化遺伝子の転写産物レベルは,22日間絶食とともに増加しなかった。ウエスタンブロット分析は,22日目の3群間で肝臓におけるアセチル化およびメチル化ヒストンの量に有意差を示さなかった。アセチル化ヒストンH4の量は食餌応答遺伝子において変化しなかったが,これらの遺伝子の転写産物レベルは絶食及び再給餌に迅速に応答した。著者らの結果は,Xenopus肝臓が,ヒストンアセチル化レベルにおける有意な変化にもかかわらず,転写活性の全体的な減少および迅速な回復に向かう再給餌に向かって,絶食に応答する可能性があることを示している。食事条件に対するヒストンアセチル化のこの異常な非反応性は,絶食時のエネルギー需要を最小化し,再給餌に迅速に応答するための効果的な適応戦略として役立つ可能性がある。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  肝臓  ,  糖質の代謝と栄養 

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