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J-GLOBAL ID:201902243974387343   整理番号:19A1814177

脂肪族-芳香族コポリエステルとセルロースナノ結晶の生体吸収性ナノ複合材料の構造と生体適合性【JST・京大機械翻訳】

Structure and Biocompatibility of Bioabsorbable Nanocomposites of Aliphatic-Aromatic Copolyester and Cellulose Nanocrystals
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 2179-2194  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリ-(ポリブチレンアジペート-co-テレフタレート)(PBAT)を無水マレイン酸(MA)によるフリーラジカルグラフト化により最初に化学修飾し,MA-g-PBATグラフト共重合体をマトリックス材料として用いて,改良された特性を有する機能性生体吸収性高分子ナノ複合材料を開発するための反応押出プロセスによりセルロースナノ結晶(CNC)強化MA-g-PBATバイオナノ複合材料を得た。無水マレイン酸による化学修飾後のPBATの分子構造を,1H NMRおよびFTIR分光法により確認した。ナノ複合材料の形態観察は,CNCがマトリックス中に細かく分散していることを明らかにした。ハイブリッドの熱分析は,CNC含有量の増加によるナノ複合材料の熱安定性の改善を示した。さらに,ナノ複合材料におけるPBATのCNC核化結晶化を見出した。ナノ複合材料試料の広範な溶融レオロジー特性化は,PBATへのCNC粒子の強い界面接着によるマトリックスの粘弾性特性の著しい改善を明らかにした。さらに,粘弾性材料機能の非末端特性の開発と降伏応力の展示を,マトリックス中のCNCの3Dネットワーク構造の進展と相関させた。このCNCナノ構造はフラクタル弾性ゲルのスケーリング理論の枠内で解釈され,開放多孔質フロックの構造と一致することが分かった。試料の引張試験は,CNC含有量の増加に伴い,試料の弾性率と極限強度のかなりの改善を示した。さらに,動的機械分析において,ガラス転移温度の正のシフトが見出された。最後に,チアゾリルブルーテトラゾリウムブロミド(MTT)アッセイを用いたin vitro生体適合性およびL929線維芽細胞による細胞接着研究は,CNCの細胞毒性効果を明らかにせず,ナノ複合材料の生体適合性および細胞接着の有意な改善を確認し,生物医学および組織工学応用におけるこのナノ複合材料の応用可能性を示唆した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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多糖類 

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