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J-GLOBAL ID：201902244235838397   整理番号：19A2221504

精巣から卵巣へ:ショウジョウバエにおける遺伝子重複と欠失の偏った転帰【JST・京大機械翻訳】

Out of the testis, into the ovary: biased outcomes of gene duplication and deletion in Drosophila

著者 (1件)： Assis Raquel (Department of Biology, Pennsylvania State University, University Park, Pennsylvania, 16801)
資料名： Evolution  (Evolution)
巻： 73  号： 9  ページ： 1850-1862  発行年： 2019年 
JST資料番号： C0460A  ISSN： 0014-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子ターンオーバーは適応変異の重要な源である。しかし,ほとんどの進化研究は遺伝子重複に焦点を当てており,単純に冗長性を根絶する機構として遺伝子欠失を欠いている。ここでは,Drosophila melanogasterおよびDrosophila pseudoobscuraからのゲノムスケール配列および多組織発現データを用いて,ショウジョウバエにおける遺伝子重複および欠失の進化的結果を同時に評価した。遺伝子重複は両種において遺伝子欠失より高頻度であり,ショウジョウバエ進化においてより重要な役割を果たすことを示した。しかしながら,いくつかの遺伝子特性の検討は,遺伝子が欠失前にさらに分岐する重複後に異なる機能を持つ可能性があることを明らかにし,冗長性の喪失がDrosophilaにおける遺伝子欠失イベントの大部分を説明できないことを示唆する。さらに,若い複製遺伝子の精巣起源から良く知られている支持を提供することに加えて,遺伝子発現プロファイルの解析は古い卵巣発現遺伝子の欠失に対する優先的な偏りを明らかにする。したがって,Drosophilaにおける遺伝子欠失のための新しい「卵巣」仮説を提案し,そこでは,遺伝子欠失が雌生殖表現型の進化に寄与する救済遺伝子による適応を促進する可能性がある。この組合せの下では,Drosophilaにおける性特異的適応を促進する遺伝子のバランスのとれたレパートリーを生成し維持するために,遺伝子重複と欠失が協調している。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ショウジョウバエ ,  遺伝子欠損 ,  ターンオーバー ,  *遺伝子重複 ,  *精巣 ,  *卵巣 ,  表現型 ,  *遺伝子 ,  生殖 ,  冗長性
準シソーラス用語： 遺伝子発現プロファイリング ,  組織発現 ,  キイロショウジョウバエ ,  適応変異 ,  *転帰 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 遺伝子代謝回転 ,  遺伝子重複 ,  遺伝子欠失 ,  精巣の外

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 精巣 ,  卵巣 ,  ショウジョウバエ ,  遺伝子重複 ,  欠失 ,  転帰