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J-GLOBAL ID:201902244827273180   整理番号:19A2489789

制御可能な性質を持つフェノール-マレイン酸無水物と誘電体膜におけるリグニンの異常溶液加工性【JST・京大機械翻訳】

Extraordinary solution-processability of lignin in phenol-maleic anhydride and dielectric films with controllable properties
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 40  ページ: 23162-23172  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リグニンの高度に効率的でコスト競争的な溶解は,リグニン廃棄物流の付加価値利用に不可欠である。ここでは,フェノールと無水マレイン酸からなる新規で費用効率の良い超分子共晶液体(フェノール-MAH)を開発した。これは室温で超高固体負荷(>50wt%)でリグニンを急速に溶解できる。フェノール-MAHにおける約70wt%のリグニン負荷はリグニンの高凝集性可塑性状態をもたらし,リグニン系材料では前例がない。実験的および計算的アプローチにより,強いπスタッキングと水素結合相互作用の協力がフェノール-MAH中のリグニンの異常な溶液処理性の原因であることを明らかにした。リグニンの相溶性と活性の向上はフェノール-MAHのフェノール化とアシル化に起因する。さらに,フェノール-MAHを適用して,溶媒除去なしに再生可能なリグニン系誘電体膜を開発した。ナノネットワーク構造を有する結果として得られた膜は,α分散とMaxwell-Wagner効果に起因する高度に調整可能な誘電特性を示した。架橋密度の変調は,リグニン負荷を変化させることにより,膜の制御可能な機械的性質(例えば降伏応力,0.05~31.50MPa)をもたらす。調整した性能は,バイオフィルムが過渡エレクトロニクス用の再生可能な誘電体材料として使用できることを実証した。スケーラブルなフェノール-MAH戦略は,高リグニン負荷を有する新規機能性バイオ材料の製造を容易にすることが期待される。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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電気化学反応  ,  静電機器 
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