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J-GLOBAL ID:201902244836867914   整理番号:19A1759978

4-フェニル酪酸は小胞体ストレスを減弱することにより虚血-再潅流により誘導される血管炎性末梢神経障害から保護する【JST・京大機械翻訳】

4-Phenylbutyric acid protects against vasculitic peripheral neuropathy induced by ischaemia-reperfusion through attenuating endoplasmic reticulum stress
著者 (13件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 713-722  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0656A  ISSN: 0925-4692  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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血管炎性末梢神経障害(VPN)は,神経血管の炎症性閉塞とそれに続く虚血性傷害から生じる疼痛性感覚および運動障害の急性から亜急性への発症により特徴付けられる。小胞体(ER)ストレスは様々な末梢神経経路の病因に関与しており,4-フェニル酪酸(4-PBA)はERストレスシグナル伝達を阻害する化学シャペロンである。虚血-再潅流(IR)により誘導されるVPNに関連する神経障害性疼痛に対する4-PBAの効果とその基礎となる機構を検討した。雄Sprague-Dawleyラットを以下の群の1つに割り当てた:偽,偽+4-PBA,IR,およびIR+4-PBA。IRは,大腿動脈を4時間閉塞し,続いて再灌流することにより達成した。行動パラメータを評価し,坐骨神経におけるERストレスマーカーおよび核因子(NF)-κBの発現を測定した。行動データは,IRにより誘導されたVPNが後足の機械的異痛と熱痛覚過敏を誘導し,後足握力を損なうことを確認し,VPNの神経障害性疼痛と衰弱症状の発生を示した。分子データは,IR活性化ERストレスセンサおよびエフェクタ分子により誘導されるVPN,および坐骨神経におけるNF-κBが誘導され,ERストレスおよびNF-κB仲介神経炎症の関与を示すことを明らかにした。特に,4-PBAはこれら全てのマーカーの発現を有意に減少させ,IRにより誘導された全ての行動変化を改善した。この研究は,ERストレスとNF-κB仲介神経炎症がIRにより誘導されるVPNに寄与し,4-PBAがVPNと関係した神経障害性疼痛に対し保護能を有することを示した。Copyright 2019 Springer Nature Switzerland AG Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  消化器の基礎医学 

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