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J-GLOBAL ID：201902244882190577   整理番号：19A0657138

円筒状閉じ込め下の折畳み高分子の自由エネルギー【JST・京大機械翻訳】

Free Energy of a Folded Polymer under Cylindrical Confinement

著者 (3件)： Polson James M. (Department of Physics, University of Prince Edward Island, Prince Edward Island, Canada) ,  Tremblett Aidan F. (Department of Physics, University of Prince Edward Island, Prince Edward Island, Canada) ,  McLure Zakary R. N. (Department of Physics, University of Prince Edward Island, Prince Edward Island, Canada)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 23  ページ： 9515-9524  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モンテカルロ計算機シミュレーションを用いて,長い円筒管に閉じ込められた折畳み高分子の立体配座自由エネルギーを研究した。重合体を剛体球鎖としてモデル化した。その立体配座自由エネルギーFを,ポリマーの末端間距離λの関数として測定した。柔軟な線形高分子の場合,F(λ)は直径Dの管と長さNの高分子に対してf≡|dF/dλ|~N~0D~-1.20±0.01の勾配を持つ折畳み領域における線形関数である。これは簡単なスケーリング議論から得られた予測f~N~0D~-1に近い。不一致は,de Gennes blobモデルに関連する有限サイズ効果に起因する。3腕星状高分子の単一アームの折畳みについても同様の相違が観察された。古典的Odijk領域における持続長Pの半柔軟性高分子のバックフォールディングも調べた。重なり領域において,導関数はf~N~0D~-1.72±0.02P~-0.35±0.01であり,第二ビリアルレベルでの偏向セグメント間の相互作用を扱うスケーリング議論から得られた予測f~N~0D~-5/3P~-1/3に近い。さらに,ヘアピンターンを形成する測定自由エネルギーコストは,最近の理論計算と定量的に一致した。最後に,二つのヘアピンから成るSループの存在下で閉じ込められた半柔軟鎖に対するF(λ)のスケーリングを調べた。自由エネルギー勾配の予測スケーリングは単一ヘアピンに対するものと同じであるが,f~D~-1.91±0.03P~-0.36±0.01のスケーリングを観測した。したがって,この測定と予測スケーリングの間の定量的差異は,単一ヘアピンよりもSループに対していくらか大きい。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *折畳み ,  モンテカルロ法 ,  *自由エネルギー ,  *高分子 ,  相互作用 ,  予測 ,  計算機シミュレーション ,  柔軟性 ,  *円筒 ,  モデリング ,  導関数 ,  立体配座
準シソーラス用語： 持続長 ,  有限サイズ効果 ,  末端間距離 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 高分子の立体構造  (CG02031G) ,  高分子溶液の理論  (CG02012B) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 閉じ込め ,  折畳み ,  高分子 ,  自由エネルギー