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J-GLOBAL ID：201902245194619906   整理番号：19A1303354

Pseudomonas chlororaphis-色づく植物保護細菌

著者 (2件)： 染谷信孝 (農研機構・野菜花き研究部門) ,  諸星知広 (宇都宮大学大学院工学研究科)
資料名： 土と微生物  (Soil Microorganisms)
巻： 73  号： 1  ページ： 24-33(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L1734A  ISSN： 0912-2184  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Pseudomonas chlororaphis は土壌や植物根圏から分離される蛍光性シュードモナスの一種であり,種内に4つの亜種が報告されている。本種には,植物病害や昆虫・線虫害から植物を保護する作用を示し,微生物殺菌剤として市販化された菌株もある。本種の植物保護効果の主要因は,アシル化ホモセリンラクトンを介したクオラムセンシング(QS)で制御されるフェナジン化合物産生能によるところが大きい。比較ゲノム解析の結果,本種のフェナジン生合成遺伝子群およびQSシステム遺伝子群が亜種の違いで異なっている可能性が示唆された。本種菌株の同定・分類や有用微生物として産業利用する際にも,ゲノムデータが有効に活用できると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *Pseudomonas ,  *土壌細菌 ,  根圏 ,  植物病害 ,  *病害防除 ,  細胞情報伝達 ,  *植物防疫 ,  製剤 ,  遺伝子 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *Pseudomonas chlororaphis ,  *根圏細菌 ,  クオラムセンシング ,  微生物製剤 ,  生合成遺伝子

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  土壌生物  (FB04050N)

物質索引 (1件)： フェナジン

タイトルに関連する用語 (3件)： Pseudomonas ,  植物 ,  細菌