抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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LHCにおけるALICE検出器によるsNN=5.02TeVでのPb-Pb衝突における即発Λc+バリオンの生成の測定を報告した。Λc+とΛc-は,横運動量と中心性間隔6<pT<12GeV/cと0~80%において,ハドロン崩壊チャネルΛc+→pKS0(および電荷共役)を介して,中間速度(|y|<0.5)で再構成された。媒質中のチャームクォークハドロン化機構に敏感なΛc+/D0比を測定し,s=7TeVでの最小バイアスpp衝突とsNN=5.02TeVでのp-Pb衝突で測定した比よりも大きいことを見いだした。特に,p-PbとPb-Pb衝突の値は,2つの衝突系における測定によってカバーされた一般的なpT間隔における統計的および系統的不確実性の組合せの2つの標準偏差によって異なる。Λc+/D0比も,チャームクォークハドロン化の異なる実行を含むモデル計算と比較した。測定された比は,純粋な合体シナリオを実行するモデルによって再現され,一方,フラグメンテーション寄与を加えることによって過小評価がもたらされる。Λc+核修飾因子RAAも示した。Λc+,Ds+および非ストレンジD中間子のRAAの測定値は,統計的および系統的不確実性の組合せ内で適合する。しかし,それらは,階層構造のヒント(RAAD0<RAADs+<RAAΛc+)を示し,合体機構からの寄与と考えられる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】