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J-GLOBAL ID：201902245290458836   整理番号：19A0500579

細胞膜破壊により刺激される自己分泌プリン作動性シグナル伝達はMDCK細胞における細胞膜修復と適応応答に関与する【JST・京大機械翻訳】

Autocrine purinergic signaling stimulated by cell membrane disruption is involved in both cell membrane repair and adaptive response in MDCK cells

著者 (1件)： Togo Tatsuru (Department of Anatomy, St. Marianna University School of Medicine, 2-16-1 Sugao, Miyamae, Kawasaki, Kanagawa 216-8511, Japan)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 511  号： 1  ページ： 161-164  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞膜の破壊と修復は多くの動物組織で正常に観察される。最近の研究により,Madin-Darbyイヌ腎臓細胞の創傷は,パラクリンプリン作動性シグナル伝達を介して創傷細胞に隣接する細胞における膜修復を増強することが示されている。本研究では,創傷細胞における環状アデノシン一リン酸シグナル伝達がオートクリンプリン作動性シグナル伝達により誘導され,蛋白質キナーゼAがこれらの細胞における反復創傷に対する膜再老化を増強することを示した。更に,細胞膜破壊による細胞内遊離Ca2+濃度の増加は,創傷部位を介したCa2+流入によるだけでなく,オートクリンプリン作動性シグナリングのためであることを示した。細胞外Ca2+の流入は膜再生に必須であるが,本研究は,オートクリンシグナル伝達により誘導される細胞内遊離Ca2+濃度の増加が初期細胞膜破壊の膜回復を加速することを示唆した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *細胞膜 ,  MDCK細胞 ,  タンパク質キナーゼA ,  老化 ,  リン酸 ,  *オートクリン ,  動物組織 ,  *細胞情報伝達 ,  再利用 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  環状ヌクレオチド ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： カルシウム流入 ,  環状 ,  腎臓細胞 ,  適応応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 膜の再利用 ,  自己分泌プリン作動性シグナリング ,  Ca2+ ,  cAMP

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： cAMP ,  プリン

タイトルに関連する用語 (9件)： 細胞膜 ,  破壊 ,  刺激 ,  自己分泌 ,  プリン ,  シグナル伝達 ,  MDCK細胞 ,  修復 ,  適応応答