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J-GLOBAL ID：201902245771336566   整理番号：19A1796768

非プロトン性有機ゲル化剤の開発と次世代有機ゲル電解質への応用

Development of aprotic organic gelators and application to novel organic electrolyte

著者 (1件)： 岡本浩明 (山口大 大学院創成科学研究科)
資料名： フジクラ財団研究報告書(CD-ROM)
巻： 2017  ページ： 122-128  発行年： 2017年 
JST資料番号： X0978B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水素結合基を持たない新しい有機ゲル化剤として,1-(ペルフルオロアルキルエチル-X)-4-アルコキシベンゼン(化合物1-m,nはX=チオエーテル基,化合物2-m,nはX=スルホニル基)を合成した。化合物1-m,nおよび2-m,nは非プロトン性の極性溶媒をゲル化して物理的ゲルを与えることができる。形成した有機ゲルの性状は,化合物の添加量に応じて,透明なゲルから白濁したゲルへ変化する。また,形成されたゲルは,化合物1-m,nもしくは2-m,nが自己組織化することで繊維状の構造体が形成し,これが有機溶媒をゲル化する。形成した有機ゲルは,貯蔵弾性率が損失弾性率を上回ることから,可燃性有機溶媒の漏液・流出を防ぐことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 非プロトン性溶媒 ,  *添加剤 ,  ゲル化 ,  *ゲル ,  *高分子電解質 ,  有機材料 ,  可燃性 ,  極性溶媒 ,  自己組織化 ,  水素結合 ,  損失弾性率 ,  動弾性係数
準シソーラス用語： オルガノゲル ,  *ゲル電解質 ,  *有機ゲル化剤

分類 (1件)： 電気化学反応  (CB07050F)

引用文献 (21件)：

• P. Terech and R. G. Weiss, Chem. Rev., 1997, 97, 3133.
• Self-assembled Fibrillar Networks Special Issue, Langmuir, 2002, 18, 7095.
• M. George and R. G. Weiss, Acc. Chem. Res., 2006, 39, 489.
• A. Ajayaghosh and V. K. Praveen, Acc. Chem. Res. 2007, 40, 644.
• S. S. Babu, V. K. Praveen and A. Ajayaghosh, Chem. Rev., 2014, 114, 1973.

タイトルに関連する用語 (7件)： 非プロトン性 ,  有機ゲル化剤 ,  開発 ,  次世代 ,  有機ゲル ,  電解質 ,  応用