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J-GLOBAL ID:201902245938878772   整理番号:19A1814170

イリジウム(III)抗癌剤のデリバリーのための還元およびpH感受性ヒアルロナンナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Reduction- and pH-Sensitive Hyaluronan Nanoparticles for Delivery of Iridium(III) Anticancer Drugs
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 2102-2117  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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π結合ビフェニルテトラメチルシクロペンタジエンイル(Cp~xbiph),C∧Nキレート化フェニルピリジン(phpy)およびピリジン(py)配位子を含む有機イリジウム-(III)錯体(Ir-(III))[(η5-Cp~xbiph)-Ir(phpy)(py)]-PF_6は,種々の癌細胞に対するシスプラチンよりも強力な抗腫瘍活性を有する。しかしながら,低い部位特異的デリバリー,低い溶解度,および乏しい腫瘍浸透は,化学療法薬の一般的な制限である。Ir-(III)薬物に対するCD44-標的化,pH-及び還元応答性薬物送達系を開発するために,ジスルフィド結合及びHA-ピレニル(HA-Py)を含むHA-シスタミン-ピレニル(HA-ss-Py)の両親媒性ヒアルロナン(HA)ベース複合体を設計した。Ir-(III)薬物は容易にこれらの2つの両親媒性複合体に負荷され,ナノ粒子が形成された。動的光散乱(DLS)研究は,HA-ss-Pyから形成されたミセルが生理学的条件下で十分に安定であるが,還元環境(20mMグルタチオン(GSH))中で急速に解離する傾向があることを示した。その後の共焦点顕微鏡分析において,A549癌細胞はHAに基づくミセルを効率的に内部化した。さらに,A549細胞におけるin vitro細胞毒性アッセイは,Ir負荷HAベースナノ粒子が遊離Ir-(III)抗癌剤よりも高い細胞毒性を有することを実証した。最後に,Ir-(III)負荷HA-ss-Pyナノ粒子の全身投与はin vivoで腫瘍阻害を増強し,対応する生体内分布実験はHA-ss-Pyミセルが腫瘍に蓄積することを示した。全体として,著者らの結果は,HA-ss-Pyミセルが,標的化された癌治療のための効果的なIr-(III)薬物担体として使用される大きな可能性を有することを示唆する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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