抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大阪広域水道企業団村野浄水場は,昭和38年に通水を開始し,平成30年で55年が経過する。中でも当初から稼働しているW系沈澱池とW系ろ過池は,昭和37年度に設置され,老朽化が著しく,耐震性もないことから平成41年度末までに更新する計画である。W系施設の更新に合わせ,水処理実験装置を用い,処理フローついて検討してきた。その結果,水処理性,運用性,経済性等の観点から,従来のフローを変更し,「沈澱-オゾン-GAC-ろ過」のフローとすることが決定された。新フローでは,ろ過流入水が低濁度となるため,ろ過継続時間の延伸だけではなく,ろ過速度の高速化も可能と考えられた。そこで,高速ろ過での処理性や運用性について検討し,高速ろ過を導入できる可能性を確認できたため,結果について報告する。(著者抄録)