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J-GLOBAL ID:201902246443763527   整理番号:19A2206358

神経芽細胞腫に先行する生殖系列16p11.2微小欠失【JST・京大機械翻訳】

Germline 16p11.2 Microdeletion Predisposes to Neuroblastoma
著者 (27件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 658-668  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0360B  ISSN: 0002-9297  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経芽腫は,発生中の交感神経系の癌である。米国では年間600~700人の小児で診断され,小児癌死の12%を占めている。この悪性腫瘍の複雑な遺伝的構造の理解における最近の進歩にもかかわらず,まれな生殖系列変異体の寄与は未定義のままである。ここでは,2つの独立した多民族コホートにおける大規模(>500kb),稀な(<1%)生殖系列コピー数変異体(CNVs)の全ゲノム解析を行い,神経芽細胞腫を有する585人の小児と23,505人の癌を含まない対照小児を集計した。染色体16p11.2上の550kb欠失は神経芽細胞腫症例において有意に濃縮されていることを同定した(症例の0.39%,対照の0.03%;p=3.34×10-9)。特に,このCNVは3,000人の子供において約1人に影響を及ぼす既知の微小欠失症候群に対応し,自閉症スペクトラム障害および他の神経発達障害を含む多様な発生表現型に対するリスクを与える。CNVは,13.9のオッズ比(95%信頼区間=5.8-33.4)で,神経芽細胞腫リスクに実質的影響を及ぼした。集団層別化による潜在的交絡を緩和するために,著者らの分析をヨーロッパの祖先の個人に限定したとき,関連性は有意に残った(症例の0.42%,対照の0.03%;p=4.10×10~8)。全ゲノム配列決定(WGS)を用いて,12例から対生殖細胞系と腫瘍DNAの欠失を検証した。最終的に,4つの親-子トリオのWGSは,欠失が母親または父性バイアスなしで主にde novoに発生したことを明らかにした。この知見は,癌を含む16p11.2微小欠失症候群と関連した臨床表現型を拡大し,16p11.2領域の破壊が神経学的表現型と神経芽細胞腫の両方に影響する神経発達経路を調節することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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遺伝的変異  ,  先天性疾患・奇形一般 
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