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J-GLOBAL ID:201902246451522423   整理番号:19A2264157

インドネシア,中央スラウェシ,Poboya探鉱地のRiver Reef帯における低硫化浅熱水性鉱化作用:鉱脈組織,鉱石鉱物学及び流体包有物

A Low-Sulfidation Epithermal Mineralization in the River Reef Zone, the Poboya Prospect, Central Sulawesi, Indonesia: Vein Textures, Ore Mineralogy, and Fluid Inclusions
著者 (7件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 385-401  発行年: 2019年 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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Poboya探鉱地は,西スラウェシ弧の中央部における北北西-南南東方向のPalu-Koro断層帯に沿っている。この地域の地質は,古第三紀-新第三紀Tinombo層の火山堆積岩に覆われるPalu変成コンプレックス,Carebesモラッセ堆積物,及び後期新生代花崗岩類から成る。Poboya探鉱地,River Reef帯における鉱脈組織,鉱石鉱物学と鉱化作用をもたらした鉱化流体の特性を調べるために,記載岩石学,エネルギー分散分光法(SEM-EDS)による走査型電子顕微鏡,電子プローブ微小分析計(EPMA),及び流体包有物微小温度計による検討を実施した。River Reef帯における石英-炭酸塩脈の組織には,初生的成長・再結晶作用・置換作用を表している,塊状のマイクロコーム,コケ状,コロフォーム状,モザイク状,羽毛状,火炎状,格子刃状,ゴーストブレード状,平行刃状,及び糖晶質の組織が含まれている。均質化温度と流体塩濃度はそれぞれ240~250°C,0.3~0.7wt%NaCl相当である。初期段階で沈殿した鉱石鉱物は,エレクトラム,ナウマン鉱-アギラライト,黄銅鉱,黄鉄鉱,白鉄鉱,閃亜鉛鉱,磁硫鉄鉱から成る。磁硫鉄鉱を別にして,これらの鉱石鉱物は,セレノポリベーサイト,銀四面銅鉱,アルジロライト,濃紅銀鉱,及び方鉛鉱と共に,後期段階でも沈殿した。セレンは,独立したセレン化物鉱物としてではなく,ナウマン鉱-アギラライト,アルジロライト,濃紅銀鉱,セレノポリベーサイト,及び銀四面銅鉱中の硫黄を結晶学的に置換した物として産する事がより一般的である。Poboya探鉱地,River Reef帯における低硫化浅熱水性鉱床は,西スラウェシ弧,特にPalu-Koro断層帯沿いにおいて浅熱水性金鉱化作用を胚胎している可能性を示している。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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金属鉱床 

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