文献
J-GLOBAL ID:201902246476663001   整理番号:19A1651207

Nicotiana benthamiana RanBP1-1は低分子量GTPアーゼRanの核-細胞質輸送の調節を介して耐病性の誘導に関与する【JST・京大機械翻訳】

Nicotiana benthamiana RanBP1-1 Is Involved in the Induction of Disease Resistance via Regulation of Nuclear-Cytoplasmic Transport of Small GTPase Ran
著者 (11件):
資料名:
巻: 10  ページ: 222  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
植物細胞は,ストレスの認識,シグナル伝達因子の活性化および核内移行,防御遺伝子のアップレギュレーション,mRNAの核輸出および防御蛋白質の翻訳を介して,非生物的および生物的ストレスに対する耐性を高める。核細孔仲介輸送はこれらの過程で重要な役割を果たすはずであるが,ストレス応答中の核細胞質輸送の調節機構はほとんど知られていない。本研究では,RNAと蛋白質,NbRanBP1-1(Ran結合蛋白質1-1)の核輸出の調節因子を,ジャガイモ疫病病原体Phytophthora infestansに対するNicotiana benthamianaの耐性の必須遺伝子として同定した。NbRanBP1-サイレンシング植物は,エリシター処理に応答してセスキテルペノイドフィトアレキシンであるカプシジオールの遅延蓄積を示し,P.infestansに対する抵抗性を低下させた。mRNAの異常蓄積がNbRanBP1-サイレンシング植物で観察され,NbRanBP1-1がmRNAの核輸出に関与していることを示した。NbRanBP1-1サイレンシング植物において,防御遺伝子のエリシター誘導発現,NbEASおよびNbWIPKは防御誘導の初期段階では影響を受けなかったが,NbWIPK蛋白質の蓄積は減少した。小G蛋白質NbRan1aの核輸出は植物防御の誘導中に活性化されたが,この過程はNbRanBP1-1サイレンシング植物では損なわれた。核細孔蛋白質,Nup75およびNup160をコードする遺伝子のサイレンシングも,mRNAの異常な核蓄積,NbRan1aの核輸出の欠損,およびカプシドの産生の減少を引き起こし,P.infestansへの抵抗性の低下をもたらした。これらの結果は,NbRanの核輸出がN.benthamianaにおける防御誘導の鍵となるイベントであり,RanBP1-1とヌクレオポリンの両方がプロセスにおいて重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現 
引用文献 (65件):
もっと見る

前のページに戻る